2025/09/21
第二次世界大戦中のドイツで作られた突撃小銃の名を持つ世界初のアサルトライフルを再現「AGM MP44電動ガンウッドバージョン」
第二次世界大戦の銃器たち:ライフル編
突撃小銃の名を持つ世界初のアサルトライフル
実銃のMP44(Stg44)は第二次世界大戦中のドイツで世界初の「突撃小銃(Sturmgewehr=シュツルムゲベール:アサルトライフル)」として開発・生産された自動小銃だ。小銃としてKar98k、短機関銃としてMP40を採用していたドイツは、その中間を埋める小銃でもない短機関銃でもない新たなカテゴリーの歩兵用の銃器としてMP44を位置付けた。
MP40などと同じスチールプレス製のレシーバーにガスオペレーション式の作動方式、セミ・フルの切り替えができ、7.92×33mm弾という当時としては画期的な拳銃弾とライフル弾の中間の威力を持つインターミディエイト弾を使用する。ロシアのAK47をはじめ戦後に登場したアサルトライフルに多大な影響を与えたとされる。



AGMはこのモデルを電動ガンで再現した。スチールプレス製のレシーバーやハンドガードはメタルダイキャストで再現。MP44の持つ独特なフォルムがリアルに再現されている。実銃はセレクターとマニュアルセーフティが別々に設けられているが、AGMはスライド式のセレクターレバーに統一され、操作しやすくなっている。ストックはリアルな木製と樹脂製(フェイクウッド)が2種類をラインアップ。マガジンはハイキャップタイプが標準装備されている。サバゲはもちろんコレクションにも最適なモデルだ。



AGM
MP44 電動ガンウッドバージョン
DATA
- 全長:940mm
- 重量:4,320g
- 装弾数:490発
- 価格:¥46,200
- お問い合わせ先:UFC
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
撮影協力:ビレッジワン
この記事は月刊アームズマガジン2025年8月号に掲載されたものです。
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