エアガン

2023/12/20

スタイル変幻自在!! C.A.T.ヴァーサテイルシリーズで遊ぼう!!

 

工具を使わずにスタイルチェンジ!!

 

 C.A.T.ヴァーサテイルシリーズの最大の特徴はマガジンハウジング部分が工具なしで脱着・交換できる「MMS(マルチ・マガジンシステム)」を搭載していることだ。通常のスタンダード電動ガンM4マガジンに加えてAKマガジン用(D-DAY&LCTエアソフト製マガジンに準拠)、9mm/PCCマガジン用(グロックスタイルのC.A.T.独自規格に準拠)が用意されており、アッパー/ロアレシーバーの素材に実銃グレードのPA66/GF30というガラス繊維強化樹脂(GFRP)を使用。リアルなテイクダウン機能、ピカティニーレール仕様のストック基部などシリーズ内でパーツの互換性を持たせているので、シリーズ内の製品同士でパーツの組み替えが可能。機械式かつ可変式プリコック機能を実現した「メカニカル・アジャスタブル・プリコック(MAP)」セクターギア(意匠登録第1703690号)を搭載している。バリエーションは10 AR、8 AR、10s AK、5c PCCの4タイプが用意されている。

 

 

 

C.A.T.ヴァーサテイルシリーズの特徴

 

 C.A.T.ヴァーサテイルシリーズの特徴は7つ挙げることができる。

 

  • マガジンハウジング交換システム
  • 分割式メカボックス&リアルテイクダウン機構を搭載
  • ピカティニーレール仕様のストック基部
  • 世界初の機械式“可変”プリコッキング機能を搭載
  • コントロールレバー類はすべてアンビタイプ
  • 高い命中精度を生み出すホップチャンバー&インナーバレル
  • 日本製高性能モーターINAZUMAを標準装備

 

 これらの特徴を順番に解説しよう。

 

特徴その①
マガジンハウジング交換システム

 

 ヴァーサテイルシリーズの特徴は何と言っても工具なしでマガジンハウジングが交換できることだ。実銃でも例を見ないこの画期的なシステムにより手軽にスタイルチェンジできる。マガジンハウジングはARタイプ、AKタイプ、PCCタイプの3種類が用意されている。AKタイプとPCCタイプにはそれぞれのマガジンに対応したマガジンキャッチが付属している。ARタイプにはスタンダード電動ガンM4系マガジン、AKタイプはスタンダード電動ガンAK系マガジン、PCCタイプには専用マガジン(S、L)が対応する。

 

 

特徴その②
分割式メカボックス&リアルテイクダウン機構を搭載

 

 ヴァーサテイルシリーズを含めたC.A.T.の電動ガンの特徴として実銃のようにテイクダウンできる機構が搭載されている。アッパーレシーバーとロアレシーバーを取り外して他機種のものと交換できる(その場合インナーバレルアッシーとアッパーメカボックスも交換が必要)。メンテナンス性にも優れている。

 

 

特徴その③
ストック基部がピカティニーレール仕様になっている

 

 ヴァーサテイルシリーズを含めたC.A.T.の電動ガンはストック基部がピカティニーレール仕様になっているのでバッファーチューブやストックの着脱・交換が簡単にできる。後方配線仕様なのでC.A.T.の電動ガンに対応したバッファーチューブやストックを使用することをお薦めする。

 

 

特徴その④
世界初の機械式“可変”プリコッキング機能を搭載

 

 「メカニカル・アジャスタブル・プリコック(MAP)」セクターギアによりピストンをあらかじめコッキングした状態で保つことでトリガーを引いてからBB弾が発射されるまでのタイムラグがないセミオート射撃が可能。プリコッキングのポジションは微調整できる。

 

 

特徴その⑤
コントロールレバー類はすべてアンビタイプ

 

 セレクターレバー、マガジンキャッチ(PCCハウジングを除く)、ボルトキャッチといったコントロールレバー類はすべて左右両側から操作できるアンビタイプ。ショルダースイッチしても容易に操作できる。

 

 

特徴その⑥
高い命中精度を生み出すホップチャンバー&インナーバレル

 

 機械式プリコッキングに加えて長年の電動ガンカスタムによって蓄積されたデータをもとにロータリー式のホップチャンバーとインナーバレル周りはセッティングされており、ノーマルの状態でも高い命中精度が得られる。

 

 

特徴その⑦
日本製高性能モーターINAZUMAを標準装備

 

 電動ガンに不可欠なモーターはカスタムガン用として高評価を得ている日本製の高性能モーター「INAZUMA」がチョイスされており、機械式プリコッキングとあわせてハイレスポンスな撃ち応えが味わえる。

 

 


 

 続いてのレポートではこれらの特性を生かしたカスタムガンを紹介しよう。

 

TEXT:毛野ブースカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年12月号に掲載されたものです。

 

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