エアガン

2023/07/25

駆け出しからの相棒!! カスタマイズし続けたポスカ愛用のエアガン【編集部員装備コレクション】

 

編集部自慢のエアガン&装備をご紹介!!

 

 ネットで人気があるもの、サバゲーで動きやすいもの、実用性の高いもの、特殊部隊で使われているもの……装備はさまざまにあり、どれを選ぶか悩んでしまう。今回は種類が多くてどれを選ぼうか悩んでいる方のために、サバゲーに積極的に参加する編集部スタッフのエアガンや装備をご紹介する。第3回で紹介するのはポスカ自慢のエアガンだ。

 

ゆるゆるサバゲーマーのプライマリーウェポン

 

 皆さんこんにちは。サバゲーではヒットコール担当のポスカです。ゆる~いサバゲーマーである私は、使用するエアガンや装備品についても強いこだわりはなく、なんとなく「カッコいい!」と思ったものを組み合わせて使うといった、有識者の方に見られたら怒られそうなチョイスをしておりました。
 かといってカッコよければなんでもいいというわけでもなく、特にエアガンについては「これがあると嬉しい!」という要素もございます。今回は、そんな私の撮影当時(2023年4月)のプライマリーウェポンについて紹介させていただきます。暇つぶし程度に、ゆるりとご覧ください。

 

リアルな操作感と実射性能のハイブリッド

 

愛用の「CQB-Rカスタム」。外装の交換のほか、メカボックスをリポバッテリーに対応するようカスタム。リコイルショック機能はオミットされていますが、オートストップ機能やボルトカバーのブローバック機能は健在です


 現在、私が使用しているのは、東京マルイの次世代電動ガン「CQB-R」をベースとしたカスタムガンです。駆け出しサバゲーマーだった頃、その性能の高さに惹かれ、中古でベースガンを購入。それから少しずつカスタムを重ね、現在のスタイルとなりました。


 なぜ次世代電動ガンを選んだのかというと、高い実射性能はもちろんなのですが、それに加えて実銃に近い操作感を実現していることが魅力的だったからです。ご存知の通り次世代電動ガンはリアルなリコイルショックや、残弾0で動作を停止させボルトキャッチを押さなければ再発射できないオートストップ機能など多くの機能を搭載しています。ただ弾を撃つだけでなく、そういったアクションも楽しみたい私にとって、次世代電動ガンはまさにうってつけのエアガンだったというわけです。


 最初は購入当初のノーマルなスタイルで使っているだけでも大満足だったのですが、サバゲーで遊んでいるうちにだんだん自分の「色」を出してみたくなってきました。すなわち、自分が扱いやすいようにカスタマイズしたくなったんですね。これはサバゲーマーなら当然のことと言えるでしょう。

 

軽量なハンドガードに交換したおかげで、長丁場のゲームも楽にこなせるように。腕が短いので、フォアグリップは後ろ目に装着しています


 まずは手軽なカスタムということで、ハンドガードを換装しました。構えやすさを重視して樹脂製のM-LOKハンドガードをチョイスし、レールカバーとアングルフォアグリップを装着。軽量かつ細身なスタイルとなったおかげで、見た目のわりに手が小さい私でも無理なく自然なスタンスで構えられるようになりました。

 

個体差かハンドガードの固定が緩みやすかったので、レールマウント式のスリングスイベルをレシーバーとハンドガードをまたぐように装着。「かすがい」のようにハンドガードを固定しています。接着なども考えたのですが、取り外せる方がいいだろうということでこういった方式に

 

さらなるカスタマイズで自分好みに

 

 これだけでも「自分だけの銃」といった感じがして嬉しかったのですが、アームズマガジン編集部にいると、毛野ブースカ師匠のものをはじめ、様々な凝ったカスタムガンを目にする機会が多くなってきます。そうすると「もっといろいろ手を加えた方が『プロっぽい』んじゃね?」と、まったくプロっぽくない欲望が頭をもたげてくるのです。そんな邪な考えをどう形にしようか考えていると、これまた中古品で次世代電動ガン「SOPMOD M4」のリポバッテリー化カスタム済みロアレシーバーが売られているのが目に入りました。文章にすると「ヤサイマシニンニクアブラカラメ」みたいな、知らない人からしたらなんのこっちゃな単語の羅列になってしまいましたが、とにかくこれにビビッ!ときた私は即時購入に踏み切ったわけです。


 次世代電動ガンのM4シリーズは一部を除き、通称「SOPMODバッテリー」と呼ばれる専用バッテリーを使用して作動します。これも充分な性能を持った優秀なバッテリーなのですが、昨今の主流であるリポバッテリーと比較すると物足りなく感じることも。なので、一部の次世代M4ユーザーはリポバッテリーに対応できるようカスタマイズを施したりするのです。

 リポバッテリー化カスタム済みとは、すなわちそうしたカスタマイズが施されたモデルであるということ。その過程でストックパイプ内のリコイルユニットを取り外す必要があるので、次世代電動ガンの特徴のひとつであるリコイルショック機能はオミットされてしまいますが、そのぶん精密射撃がしやすくなります。また、副産物としてSOPMODバッテリー対応のストックを使う必要がなくなるので、市販の様々なストックに交換することもできるようになります。

 

リポ化したメカボックス入りのレシーバー。外装は純正品そのままなので特に違和感なく使えます

 

 こうして、私の愛銃である次世代CQB-Rは無事リポバッテリー仕様となったのでした。その後も細かなパーツ交換などを行ない、外見はオリジナルからすっかりかけ離れたものになりました。もはや「テセウスの船」のような様相を呈していますが、電動ガンの心臓部たるメカボックスは次世代電動ガンのものですので、オートストップ機能ボルト部のブローバック機能はそのまま生きております。

 

光学機器はVector OpticsのMaverick 1x22 Gen2ドットサイトと、同じくVector OpticsのMaverick-III 3×22マグニファイアのタンデム。同じメーカー同士なので相性抜群。どちらも安価で高性能、使い勝手のいいアイテムです

 

 照準器はドットサイトとマグニファイアをタンデムして、遠近どちらの敵にも対応できるようにしました。もっとも、射手が筋金入りのビビりなので基本的に遠くからしか戦わないのですが……。

 

その他のカスタム箇所を紹介します。マガジンにはマグプルを取り付け、リロードしやすくしています。見た目もタクティカルさが増すのでお気に入りです​​

 

グリップはBCMタイプのグリップをチョイス。フィンガーチャンネルがないので手が小さくても握りやすく、角度もちょうどいいので長時間構えていても疲れにくいです

 

こちらのマグウェルカバーはロアレシーバー購入時に付属していたもの。使い勝手がよくなるうえ、見た目もカッコよくなるのでそのまま使っています

 

リポ化したことでストック選択の幅が広がったので、AR系列では定番のCTRタイプのストックを装備。薄く軽量、かつ剛性が高いよいパーツです

 

 ともあれ、愛銃を自らの手でカスタムしたことでさらに愛着も湧き、使うのがますます楽しくなってきました。これからもガンガンサバゲーに使いつつ、細かな部分をアップデートしていこうと思います。

 

TEXT:ポスカ

 


 

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