2023/07/14
戦艦×特殊部隊!! 夢の撮影会が実現「横須賀市 戦艦撮影会」取材レポート
神奈川県横須賀市にある記念艦三笠にて、サバイバルゲームチーム「肋骨ポッキーズ」主催による撮影会イベント「横須賀戦艦撮影会」が開催された。
このイベントは横須賀市と三笠保存会などの協力により実現し、かつて日露戦争で活躍した三笠に、参加者は各自様々な軍装で乗艦。「横須賀×サバゲーマー」が主催の撮影イベントは大いに盛り上がった。
開催概要
- 開催日:2023年7月9日(日)
- 開催場所:横須賀市 記念艦三笠
今回のイベントが開催されたきっかけとしては、横須賀市所有の廃墟や使用していない施設の有効利用先として計画されたのが事の発端だ。廃校撮影会をはじめ、様々なイベントによって実績ができたことで、今回横須賀市の観光や一般の方々への周知も兼ねて「記念艦 三笠」での撮影会が実現することとなった。
実は、この三笠でのコスプレや軍装の撮影は市内の一部コスプレスタジオのロケ撮影プランとして存在していたが、昨今の社会情勢から基本的に銃器を模倣した物を使用した撮影は禁じられている。しかし、市をはじめとした多くの協力もあり、今回の撮影会が実現したのである。ここではその撮影会イベントの様子をご紹介しよう。
※本イベントは各団体から特別な許可を得て開催された撮影会です。個人やグループによる会場への問い合わせや、無断で銃を模したものを持ち込み撮影するのはご遠慮下さい。
~撮影風景~
参加者のコスチュームは、米軍精鋭部隊のものが多かった。見られたのは陸軍のグリーンベレーと第75レンジャー連隊、海軍特殊部隊であるSEALs、第31海兵遠征部隊(MEU)所属のMaritime Raid Force(MRF)隊員、そして唯一の空軍装備である戦闘管制部隊(通称:CCT)など。
撮影地が艦船ということもあり、海上での作戦行動を見据えたVBSS装備(Visit, board, search, and seizure = 海上船舶臨検チーム)がやはり多く見受けられた。まずはNAVY SEALs装備の方々の写真から見ていこう。
海といえば、もう一つその名前を持つアメリカの軍隊がいる。そう、「月刊アームズマガジン」2023年8月号、9月号で大々的に特集が組まれているアメリカ海兵隊だ。今回参加した方々は、SEALsとの合同訓練という想定でのMRF装備で参加していた。
軍装参加者の中でひときわ異彩を放っていたのがアメリカ陸軍特殊部隊、通称グリーンベレーだ。なお、撮影会は艦内の一部を借りて行なっているため、他にも見学者がいる状態。その中でも彼らは堂々とした佇まいで撮影に勤しんでいた。
そして同じくアメリカ陸軍からかなり珍しい第75レンジャー連隊のVBSS装備の方も見受けられた。
そして、特殊部隊をはじめとした精鋭部隊だけではなく、今回の撮影会にはアメリカやドイツの海軍のVBSS装備や海上自衛隊 立入検査隊装備の方も見受けられた。
特殊部隊などの他にも、海軍将校や艦艇の乗組員、あるいは普通のコスプレをしている方々も見受けられた。傍から見たら混沌としているように見えるが、そんな懐の深さもこのイベントの魅力といえる。
なお、Twitter上では当イベントのハッシュタグ「#スナップサバ」と共に参加者の方々が多くの写真を投稿している。是非こちらも併せて見てもらいたい。
横須賀市をはじめ各所の協力を得ているこのイベントは単なる撮影会に留まらず、観光PRの意味も持っている。この記事を見て「イベントに参加してみたい!」と思った方もいらっしゃるのではないだろうか。海軍の街として栄えてきた横須賀市には、この記念艦三笠をはじめ魅力的な観光スポットやグルメがたくさんあるので、まずは訪れてみることをお薦めしたい。
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