2022/02/27
【シーズン2】第6回:次世代電動ガンAK47【再注目! 東京マルイ名銃コレクション】
東京マルイの製品の中から歴史的な1挺を紹介していく「再注目! 東京マルイ名銃コレクション」のシーズン2。シーズン2ではこれまで東京マルイ公式のプロモーションビデオで取り上げられたエアガンをご紹介します。動画の方ではこれまで通り「月刊アームズマガジン」で声優サバゲ部として活躍中の小森未彩、ナナランドの峰島こまき、そして東京マルイの広報島村優といったメンバーでPVの製作秘話や裏話を交え、おもしろおかしくエアガンの楽しさを伝えるトークバラエティーとなっています。
そしてこちらのWEB限定記事パートでは「月刊アームズマガジン」ライターの毛野ブースカがあらためて銃の性能や特徴をわかりやすくご紹介します。
次世代電動ガンAK47
記念すべき次世代電動ガン第1弾として発売されたシュート&リコイルエンジンVer.1を搭載する次世代電動ガンAK74MN。そこからAKS74U、AKS74、AK102を経て(AK74MNのみ生産終了になっていたが、その後生産を再開)次世代電動ガンAKシリーズの久々のバリエーションとして発売されたのが、AKシリーズの原点であるAK47だ。AK47は東京マルイからは電動ガンスタンダードタイプとして発売されているが、次世代電動ガンとして再現するにあたり、レシーバーをはじめとしたパーツは新規に製作されている。実銃ではスチール削り出しで製造されるレシーバーはアルミダイキャストで再現。実銃の質感を再現するために、自動車のピストンなどの表面処理に用いられるデフリックコート(固体皮膜潤滑処理)が施されている。アルミ製アウターバレルや各部のスモールパーツも新規に製作。ハンドガードやグリップ、ストックは赤みを強めた木目調塗装が施されている。
実銃さながらのリコイルショックが体感できるシュート&リコイルエンジンVer.1もアップデート。キレのある作動感とハードなリコイルショックを実現している。そしてAK47の最大の特徴が、最終弾を撃つと作動が停止するオートストップシステム機能が搭載されていることだ。オートストップ機能は次世代電動ガンM4シリーズやSCARシリーズですでに実装されているが、AKシリーズでは初となる。実銃のAK47にはボルトキャッチが備わっていないため、弾を撃ち尽くすとボルトが前進した(ハンマーもダウンした)ままとなり、再び射撃するにはマガジンを装填してボルトを引かなければならない。東京マルイはこのAK47特有のアクションを再現。残弾がなくなると作動が停止、マガジンを再装填し、ボルトを引くと撃てるようになる。オートストップ機能を搭載したためマガジンは新規に製作され、さらに空撃ち機能が追加されている(従来の次世代電動ガンAK74用マガジンは共用できるが、オートストップ機能は作動しない)。また、電動ガンスタンダードタイプのAKシリーズ用マガジンが共用できるアダプターが付属している。
AK47は単なるバリエーションモデルにとどまらない、東京マルイのこだわりが随所に垣間見える次世代電動ガンにふさわしい完成度を誇っている。
DATA
- 全長:875mm
- 重量:3,155g(空マガジン、バッテリー含む)
- 装弾数:90発
- 価格:¥54,780
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:毛野ブースカ