2022/01/27
【シーズン2】第5回:電動ショットガンSGR-12【再注目! 東京マルイ名銃コレクション】
東京マルイの製品の中から歴史的な1挺を紹介していく「再注目! 東京マルイ名銃コレクション」のシーズン2。シーズン2ではこれまで東京マルイ公式のプロモーションビデオで取り上げられたエアガンをご紹介します。動画の方ではこれまで通り「月刊アームズマガジン」で声優サバゲ部として活躍中の小森未彩、ナナランドの峰島こまき、そして東京マルイの広報島村優といったメンバーでPVの製作秘話や裏話を交え、おもしろおかしくエアガンの楽しさを伝えるトークバラエティーとなっています。
そしてこちらのWEB限定記事パートでは「月刊アームズマガジン」ライターの毛野ブースカがあらためて銃の性能や特徴をわかりやすくご紹介します。
電動ショットガンSGR-12
電動ガンのパイオニアとして数々の傑作を生み出してきた東京マルイ。中でも、シーズン2第1回で紹介した電動ショットガンAA-12は、インパクトのあるボディもさることながら3発同時に、しかもフルオートで連続発射できるという前代未聞のスペックを有していた。そんなAA-12に次ぐ電動ショットガンシリーズ第2弾として登場したのがSGR-12だ。特徴は、SGR-12を「re generated shotgun 12GA.」と表現するように、次世代ショットガンとして求められるスタイルを追求した、東京マルイのオリジナルデザインのショットガンであることだ。
AA-12に比べてスリムになったワンピースのボディはアルミ切削製。ハンドガードにはM-LOKを採用。ハンドガード内にはガスチューブも再現されており、リアルさも追求されている。グリップは電動ガンスタンダードタイプM4系と互換性があるTDタイプグリップを装着。左右入れ替え可能なスリングアダプターやチャージングハンドル、アンビマガジンキャッチを採用するなど、高い機能性を有している。
特徴はもちろん外装だけではない。東京マルイの技術が集約された3発同時発射のセミ/フル切り替え式3シリンダーメカボックスを採用。二重の安全装置が施されたFETも搭載され、正確かつ安定した作動を実現している。AA-12同様、3本のインナーバレルに搭載された可変ホップアップシステムは独立して調整可能。ボックスタイプのマガジンはダミーシェルが見える装弾数96発のハーフシースルータイプ。電動ショットガンシリーズ用の連射マガジン(装弾数600発)や、AA-12用電動ドラムマガジン(装弾数3,000発)も共用可能だ。
実射してみると、最大秒間約10発の3発同時発射のフルオートによる弾幕の濃さに圧倒される。単純計算して1秒間に30発発射でき、しかも弾が適度に散開して飛ぶ様は、電動ショットガン以外では味わえない。しかも1マガジンを約3秒で撃ち切ってしまうので、サバイバルゲームで使うならドラムマガジンは必須アイテムだ。剛性に優れたアルミ切削製ボディはハードに使用してもビクともしない。さらに拡張性も高いので、アクセサリー類や光学機器を自分好みにセットアップすることが可能だ。
エアガンの常識を変える東京マルイの電動ガンSGR-12。実際に手にして完成度の高さ、そして圧倒的な撃ち応えを体感してほしい。
DATA
- 全長:730mm
- 重量:4,400g(空マガジン、バッテリー含む)
- 装弾数:96発
- 価格:¥76,780
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:毛野ブースカ