2025/02/23
タナカ ベレッタ92SB-F“ハリウッドバージョン”エボリューション2ヘビーウエイトモデルガン
時代を先読みし、ひとつの時代を創り上げたミリタリーサービスピストルの傑作
1985年に「M9」の制式名称でアメリカ軍の制式拳銃の座を獲得したベレッタ92SB-F。XM9サービスピストルトライアルの要求に基づき、口径は9mm×19、シングル/ダブルアクショントリガー、装弾数15発を誇るダブルカアラムマガジン、セーフティ/デコッキング機能を装備。当時としては先進的なオートマチックピストルであった。アメリカ軍採用後、92SB-Fから92Fへと名称変更され、世界各国の軍・法執行機関での採用にとどまらず、映画やドラマにも数多く登場。XM9サービスピストルトライアルで競い合ったSIG SAUERのP226とともにダブルアクションオート全盛時代を築き上げた。2017年にSIG SAUERのM17 / M18に制式拳銃の座を譲ったものの、今なお人気が衰えることはない傑作だ。
タナカは92SB-Fをエボ2カートリッジ対応の発火式モデルガンで再現。刻印は考証に基づきトライアルに提出された1984年製の“Made in Italy”製がチョイスされ、グリップは初期デザインを再現。エボ2へのアップデートにあわせて従来モデルからの作動性やデザインを見直し、発火時の衝撃緩和や防錆対策として「衝撃を吸収するバッファー部品の追加」「プレス部品に防錆・潤滑処理」など細かな変更を含めた約20点にも及ぶ改良が施されている。スライドやフレームはもとよりバレルやグリップにもヘビーウエイト樹脂が使われ、グリップウエイトも追加されたことで重量増を実現している。







さらにここで取り上げているハリウッドバージョンは、劇中で同一の1984年製の92SB-Fが使われたアクション映画の大作『ダイ・ハード』(1988年、日本公開1989年)『リーサル・ウェポン2』(1989年)に登場するモデルが再現できるパーツセット(スライドストップ、マガジンキャッチ、左グリップ)が付属する。タナカの92SB-Fは92Fを再現したトイガンの集大成と言っても過言ではない。





タナカ
ベレッタ92SB-F “ハリウッドバージョン”
エボリューション2 ヘビーウエイトモデルガン
DATA
- 全長:216mm
- 全高:140mm
- 全幅:38mm
- 重量:850g(カートリッジ含まず)
- 装弾数:15発
- 価格:¥43,780
- お問い合わせ先:タナカ
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年2月号に掲載されたものです。
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