エアガン
2022/11/24
レジスタンス支援用の急造拳銃をモデルガンで「ハートフォード リバレーター2022」
レジスタンス支援のために作られた急造拳銃
第二次世界大戦中、ヨーロッパ戦線にてドイツ軍の後方を攪乱するレジスタンス部隊を支援するためにアメリカ軍が計画、開発、製造を行なったのがこのリバレーターピストルだ。
DATA
- 全長:141mm
- 重量:490g
- 装弾数:1発
- 価格:¥17,600
- 問い合わせ先:ハートフォード
この銃は輸送機より無差別に空中投下し、地上にいるレジスタンスへ拾わせる。レジスタンスは市民を装ってドイツ兵に近寄り、近距離で射撃、倒したドイツ兵から装備を奪う。という武器運用に基づいて作られており、空中からばら撒くために100万挺以上製造された。しかし装弾数1発、射程距離10m、精度劣悪という銃に命を預けるレジスタンスは少なく、少数のみが使用された後に大多数がスクラップにされてしまった。このモデルのモデルガンは究極のコレクションモデルといえるだろう。
TEXT:津軽太郎
この記事は月刊アームズマガジン2022年11月号 P.64をもとに再編集したものです。