エアガン

2023/11/26

最新カスタムパーツを駆使したスナイパーライフルエアガン「東京マルイ VSR-10 カーボンアウターバレルカスタム」

 

 東京マルイのVSR-10はエアガンとしての実射性能と使い勝手の追求に特化して設計されたオリジナルモデルであり、幅広いエアガンユーザーから支持されている。その性能を引き出すためのカスタムパーツも各社からリリースされており、カスタムの自由度も比較的高いモデルだ。今回はVSR-10のカスタムの一例として、毛野ブースカによるVSR-10 カーボンアウターバレルカスタムをご紹介していただこう。

 

 

 私はサバゲーやシューティングマッチではM4系電動ガンをメインに使っているのだが、私が企画・監修したアームズマガジンオリジナルの「東京マルイVSR-10 Gスペック対応リアルカーボンアウターバレル」を見ていて、久々にボルトアクションライフルがカスタムしたくなった。そこで、今から10数年前にとある誌面企画用に製作したVSR-10カスタムをベースにカーボンアウターバレルを組み込んでアップデートしてみた。

 

カスタムパーツ一覧

 

アームズマガジンオリジナル「東京マルイVSR-10 Gスペック対応リアルカーボンアウターバレル」(¥24,200、VSR-ONEには非対応)

 

Maple Leaf「VSR-10用MLC S2ライフルシャーシセット」(¥26,800)

 

東京マルイ「VSR-10用精密真鍮バレル&新型チャンバーセット」(¥6,380)

 

da Vinci「08紅蓮1 インナーバレルVSR-10 303mm (G-SPEC用)」(¥4,180)

 

UFC「VSR-10 Gスペック用バレルスペーサー」(¥1,650)

 

BCM「ガンファイターグリップMOD3ブラック」(¥8,140)

 

 

カーボンアウターバレル+モジュラーシャーシで
VSR-10をイマドキなスタイルにアップデート

 

 ストックはメイプルリーフの「VSR-10用MLC S2ライフルシャーシセット」をチョイス。VSR-10に無加工で組み込みでき、カーボンアウターバレルとの相性もバッチリ。チャンバーは東京マルイ「VSR-10用精密真鍮バレル&新型チャンバーセット」に交換。Gスペックのインナーバレルに対応しているカーボンアウターバレルにあわせてda Vinc「i 08紅蓮1 インナーバレルVSR-10 303mm (G-SPEC用)」を装着した。

 

精密真鍮バレル&新型チャンバーセットからインナーバレルを取り出し、08紅蓮1 インナーバレル VSR-10 303mm (G-SPEC用)を組み込み、インナーバレルにバレルスペーサーを差し込む

 

カーボンアウターバレルはノーマルとは異なりインナーバレルアッシーをマズル側から挿入するので、マズルキャップを外してインナーバレルアッシーを挿入する

 

L字型のホップアップ調整用インジケーターを取り付け、ライフルシャーシに付属するブロックを前後の向きを間違えないようにしてアウターバレルに装着する

 

アウターバレルにマズルキャップをはめ込む。はめ込みにくい場合はOリング部分に軽くシリコンオイルを塗布してからはめ込む

 

アウターバレルをレシーバーに組み込む。この時点で各部が作動するか確認しよう

 

続いてシャーシセットの組み立てを行なう。ライフルシャーシに付属する六角ボルト(3本)を用いてレシーバーをライフルシャーシに組み込む。六角ボルトは3本とも長さが異なるので組み込む際は注意が必要だ

 

ストックにバットプレートとチークピースを取り付ける。ここではおおまかに装着して、細かな調整はスコープを装着してからにする

 

シャーシ後端がピカティニーレール仕様のマウントベースになっているので、そこにストックを取り付ける

 

グリップ基部はリアルサイズのM4系グリップに対応している。今回はBCMのガンファイターグリップMOD1ブラックをチョイスした

 

 近距離から遠距離まで対応できるスカウトライフルをイメージして、MAGPULバイポッド、ストリームライトTLR RM1+アクセサリーレール、さらにサイトロンジャパンTR-X 1.25-4.5x24 IR CQB+ノーベルアームズのVSR-10マウントベースを装着してみた。出来上がってみるとモジュラーシャーシにカーボンアウターバレルが実に映える。見た目だけではなく剛性もアップしており実射性能も期待できる。サバゲーでの実戦投入が楽しみだ。

 

ストックはVSR-10 Gスペックのボルトハンドルを装着した場合、折り畳むことができる。ショートレングスのカーボンアウターバレルと相まって持ち運びしやすい

 

▼カーボンアウターバレルのご購入はこちら▼

 

TEXT:毛野ブースカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年12月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×