エアガン

2023/10/11

戦後初の国産アサルトライフルが最新スペックの電動ガンに! 「G&Gアーマメント Type64 BR電動ガン」

 

実用性にもこだわった64式小銃エアガン

 

G&Gアーマメント Type 64BR 電動ガン

 

 G&GアーマメントのType64 BRはダイキャスト製レシーバーや複雑な形状のスチールプレス製ハンドガードは実銃の資料を元に再現したモデルだ。64式小銃の特徴であるバイポッド、折り畳みできるフロント/リアサイト、複雑な形状のハンドガード、上方にコッキングハンドルが突き出たボルト、引き上げてから回転させるセレクターレバー、バトルライフルらしいショルダーレストは実銃同様に可動。ストックやグリップは実銃と同じ木製となっている。

 

G&Gアーマメント Type 64BR 電動ガン

 

 G&Gアーマメントの製品らしくエアガンとしての実用性にもこだわっている。電動ガンでは当たり前の装備となりつつある電子トリガーシステムだが、このモデルはさらに一歩進んで専用コントローラーによって各種設定ができるシステムを搭載。バーストモード(3連、5連)やAUGモード、トリガーストロークの設定などボタンひとつで設定ができる。さらにバッテリー保護機能、警告音機能など安全対策も盛り込まれている。

 

クーリングホールの開いたスチールプレス製ロアハンドガード下部にバイポッドが収まる。バイポッドは伸縮はできないが、左右に振ることはできる

 

レシーバー左側後部にある刻印。桜のマークに銃名、豊和工業のマーク、さらに製造年月は1980年8月と打刻されている

 

ホールドオープンしたボルトはレシーバー右側にあるボルトキャッチを押すとロックが解除されて前進する。ちなみに実銃はホールドオープン状態からボルトを少し下げるとロックが解除される

 

ホップアップ調整用ダイヤルを兼ねたフロントサイト下のガスレギュレーター。工具を使わずに調整ができる

 

ボルトはホールドオープンでき、レシーバー右側のボルトキャッチを押すとボルトが前進、閉鎖できる

 

フロントサイトは実銃同様に倒立可能

 

ロックボタンなどは特になく、そのまま倒したり起こしたりできる。フロントサイトポストは固定式

 

フロントサイト同様、リアサイトもフリップアップ式を採用

 

上下はアパーチャー部分、左右は台座部分を動かしてアジャストする

 

 

 さらに光学式センサーによる電子トリガー、ガスレギュレーターをホップダイヤルに設定した150段階もの細かなホップアップ調整が可能。マガジン内の残弾がなくなると作動が自動的に停止する機能も追加されている。

 

側面にチェッカリングが施された直線基調の木製グリップ

 

ショルダーレストを上げてフタを開けるとバッテリーコンパートメントにアクセスできる。ストックは実銃と同じ木製

 

左側に残弾確認孔と白文字の目盛りが設けられたマガジン。装弾数は90発。左側には残弾がなくなると作動が停止する機能をキャンセルできるレバーが追加されている

 

付属のコントローラーで各種設定ができる。セミ、フル、バーストモード(3発、5発)トリガーストローク(3段階)、AUGモード(トリガーを浅く引くとセミ、一気に深く引くとフル)などが設定できる

 

 誕生から60年近く経った今なお現役で活躍している日本が生んだ傑作小銃の息吹が感じられる1挺だ。

 

G&Gアーマメント Type 64BR 電動ガン

 


 

G&Gアーマメント
Type64 BR電動ガン

 

DATA

  • 全長:985mm
  • 重量:4,040g
  • 装弾数:90発
  • 価格:¥114,400
  • お問い合わせ先:G&G JAPAN

 

 

TEXT:毛野ブースカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年10月号に掲載されたものです。

 

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