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2023/03/24

「陸上自衛隊の戦闘車輌」3月24日発売!

 

「陸上自衛隊の戦闘車輌」
好評発売中!!

 

 

アクションからディテールまで
独自の進化を遂げてきた5種類の陸自戦闘車輌写真集

 

 「月刊アームズマガジン」の自衛隊レポートでもおなじみのフォトジャーナリスト・笹川英夫の取材による、陸上自衛隊の現役国産戦闘車輌5種(10式戦車、90式戦車、74式戦車、16式機動戦闘車、89式装甲戦闘車)の写真集が発売された。陸上自衛隊全面協力により実現した、新規撮影による各車輌の全体から各部ディテールに至る多数のカットに加え、笹川氏がこれまで訓練取材などで撮影してきた走行中や主砲射撃などの迫力あるシーンも収録。元戦車乗員のライター、平藤清刀による各車解説も加わり、読み応えのある1冊に仕上がっている。ここでは、その内容をご紹介していこう。

 

我が国が誇る戦後国産4代目の10式戦車。北海道以南での運用も考慮して軽量化しつつ、C4Iシステムへの対応やモジュール型装甲の採用、高度な走行間射撃能力など、新世代のMBTにふさわしいスペックだ。本書では主に機甲教導連隊や第71戦車連隊の車輌を例に、その全体像やディテールに迫っていく

 

戦後国産3代目の90式戦車は我が国で最も重量級の戦車だ。1500馬力級のエンジンや複合装甲に加え、NATO標準の120mm滑腔砲に自動装填装置を組み合わせるなど、今もなお第1級の能力を誇る。本書では砲塔や車体回りなど、ポイントごとにさまざまな角度からディテールを撮影し収録している

 

1974年の採用以降、長く我が国の守護神となってきた戦後国産2代目となる74式戦車。丸みを帯びた砲塔に105mmライフル砲を搭載し、低く優美なシルエットから今でも人気の車輌の一つだ。こちらも機甲教導連隊の車輌を中心にディテールを解説しているほか、派米訓練でヤキマ訓練場を走る貴重なカットなども収録
 
陸上自衛隊の戦車を一部更新する形で、即応機動連隊や偵察戦闘大隊などを中心に配備が進みつつある16式機動戦闘車。MBT(主力戦車)とは異なり装輪戦闘車にカテゴライズされるが、優れた展開能力に加え74式戦車と同等の105mmライフル砲、さらに10式戦車に匹敵する射撃統制装置を持つなど注目される車輌だ。本書では「月刊アームズマガジン」などにも収録された、訓練取材などにおける各車の迫力あるシーンを厳選して掲載
 
こちらは90式戦車と同時期に登場した89式装甲戦闘車。普通科隊員を乗車させて戦車部隊に随伴可能なIFV(歩兵戦闘車)で、35mm機関砲や79式対舟艇対戦車誘導弾(重MAT)発射機など、戦車にも対抗しうる火力を持つのが特徴だ。本書では普通科教導連隊や第11普通科連隊の車輌を取材し、こちらも細部に至るまで写真を収録している

 

CONTENTS

 

  • 10式戦車
  • 90式戦車
  • 74式戦車
  • Column 元戦車乗りが語る戦車の運用
  • 16式機動戦闘車
  • Column 装軌車の特性と操縦に必要な免許
  • 89式装甲戦闘車

ほか

 

 

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