エアガン

2023/08/13

アメリカ軍のスタンダードカービンをガスブローバックで再現「東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS」

 

“USMCトイガン”をピックアップ

 

 独立した軍隊であるアメリカ海兵隊U.S.MARINE.CORPS.(USMC)は、任務の特性上アメリカ陸軍が制式採用した銃器を中心に独自に採用している銃器もある。それらアメリカ海兵隊を支えてきた銃器たち、いわゆる“USMCウェポン”はトイガンでも多数再現されている。ここでは月刊アームズマガジン2023年8月号と2023年9月号のアメリカ海兵隊特集と連動し、米海兵隊の銃器を再現した“USMCトイガン”をピックアップしていく。今回は「東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS」を紹介しよう。

 

 

 

現在のアメリカ軍を支えるスタンダード・カービン

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS

 

 1994年に制式採用されたM4A1カービンは、当初はM4として車輌の搭乗員用として採用、発射ポジションはセーフ/セミ/バーストであった。のちに特殊部隊の要請により発射ポジションがセーフ/セミ/フルとなったM4A1が登場した1990年代後半、SOPMOD(Special Operations Peculiar Modification)計画に基づいてナイツアーマメントが開発したピカティニースペックのレールインターフェースシステム(RIS/RAS)が装着され、状況に応じてアクセサリーが付け替えられる拡張性が備わった。

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS
ノーマル状態が維持されている海兵隊員が使用するコルト製のM4A1カービン。レシーバー上にはトリジコン製TA01NSN ACOGスコープ、RAS上面にはAN/PEQ-16が装着されている (PHOTO:笹川英夫)

 

 東京マルイはRASが付いたもっともオーソドックスなブロック1をガスブローバックガンで再現。レシーバーやボルトキャリアにはセラコートが施され、内部にはボルトキャッチシステム「ZETシステム」を内蔵しておりボルトキャッチの破損を防いでいる。

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS
長さ14.5インチのSOCOMステップドバレルはアルミのワンサイドタイプ。バードケージタイプのフラッシュハイダーはアルミ切削加工品

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS
アルミ切削加工で精密に再現されたKACタイプ・R.A.S.。実銃同様ホワイトレタリングのナンバリングが入っている

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS
コルト刻印仕様のアッパー/ロアレシーバーにはミルスペック塗料「セラコート」が施されている

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS
リアルスケールのA2タイプグリップ

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS
ストックは6ポジションのコルトエンハンスドタイプを採用。バッファーチューブもアルミ切削品となっている

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS
USGIタイプのマガジンはアルミダイキャスト製。装弾数は35発

 

 アメリカ軍では現在、RIS付きのM4A1カービンを中心にドットサイトやショートスコープ、ナイトビジョンなどの光学機器やレーザーモジュールなどの周辺アクセサリーで構成されたキットモデルとして展開している。サバイバルゲーマーならその汎用性の高さはすでに実感していることだろう。そんなM4A1 MWSを迫力のガスブローバックで楽しめるのがこの東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWSである。

 

東京マルイ ガスブローバックガン M4A1 MWS

 


 

東京マルイ
ガスブローバックガン M4A1 MWS

 

DATA

  • 全長:777mm/854mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,970g
  • 装弾数:35発
  • 価格:¥65,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年8月号に掲載されたものです。

 

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