エアガン

2023/07/31

アメリカ海兵隊専用の狙撃銃を再現「S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド」

 

“USMCトイガン”をピックアップ

 

 独立した軍隊であるアメリカ海兵隊U.S.MARINE.CORPS.(USMC)は、任務の特性上アメリカ陸軍が制式採用した銃器を中心に独自に採用している銃器もある。それらアメリカ海兵隊を支えてきた銃器たち、いわゆる“USMCウェポン”はトイガンでも多数再現されている。ここでは月刊アームズマガジン2023年8月号と2023年9月号のアメリカ海兵隊特集と連動し、米海兵隊の銃器を再現した“USMCトイガン”をピックアップしていく。今回は「S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド」を紹介しよう。

 

 

 

アメリカ海兵隊専用狙撃銃の雰囲気を楽しもう

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド

 

 M40はアメリカ海兵隊が採用する狙撃銃である。アメリカ陸軍のM24と同じくレミントンM700をベースとしているが、M24が法執行機関向けにメーカーより販売されているのに対し、M40は海兵隊が自ら製作しているため一般に流通することはない。まさに海兵隊専用のスナイパーライフルなのである。
 コストパフォーマンスに優れた製品を数多くラインアップしているS&Tは、このM40をリアルウッドストック仕様で再現。パーツ構成としてはM40A1に近いものとなっており、フルメタルのレシーバーとリアルウッドストックを装着している本格的な作りだ。ホップアップ調整レバーが左側面に配置されており、簡単にホップ調整が可能。マガジンは25連発のボックスタイプで素早いリロードができる。

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド
エアコッキング方式ながらボルトの操作は軽めとなっており速射もできるものだ。ボルトアクションライフルの醍醐味をしっかりと味わえる

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド
チークレスト部が一体成型となったストック部。肉厚のラバーパッドも装着されており構えた際にスコープが自然と視界の中に納まるようになっている

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド
M40A1の特徴でもある細身でシャープなフォアエンド形状もしっかりと再現されている。スリングスイベルリングの基部も装着されている

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド
ホップアップ調整レバーはストック前方の左側面にあり、簡単に操作可能。ライフルを構えたままでもホップアップ調整ができる利点がある

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド
スコープマウントはロングレールとなっており大型のスコープなども容易に装着できる。スコープの大きさによっては装着位置を前後に移動できるので扱いやすい

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド
マガジンは25連発のボックスタイプ。ストック前方に差し込んで装着するタイプであり、フォアエンドと面一となるので外観のクオリティも維持されている

 

 スコープマウントレールがロングタイプなので大型のスコープも容易に装着できるなど、全体的にサバイバルゲームでの使い勝手が良い作りとなっている。エアコッキング式のためパワーソースを必要とせず、外気温が低い状態でも性能を発揮できることから、サバイバルゲームでM40を積極的に使いたいユーザーは要チェックの1挺だ。

 

S&T M40 エアーコッキングライフル リアルウッド

 


 

S&T
M40 エアーコッキングライフル リアルウッド

 

DATA

  • 全長:1,115mm
  • 重量:3,010g
  • 装弾数:25発
  • 価格:¥43,780
  • お問い合わせ先:UFC

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年8月号に掲載されたものです。

 

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