エアガン

2023/07/30

70年以上現役であり続けた軍用拳銃「東京マルイ M1911A1 コルトガバメント」

 

“USMCトイガン”をピックアップ

 

 独立した軍隊であるアメリカ海兵隊U.S.MARINE.CORPS.(USMC)は、任務の特性上アメリカ陸軍が制式採用した銃器を中心に独自に採用している銃器もある。それらアメリカ海兵隊を支えてきた銃器たち、いわゆる“USMCウェポン”はトイガンでも多数再現されている。ここでは月刊アームズマガジン2023年8月号と2023年9月号のアメリカ海兵隊特集と連動し、米海兵隊の銃器を再現した“USMCトイガン”をピックアップしていく。今回は「東京マルイ M1911A1 コルトガバメント」を紹介しよう。

 

 

 

米軍史上最長の制式軍用ピストル、「ミリガバ」

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント

 

 M1911、通称コルトガバメントはアメリカ軍の制式拳銃として70年以上にわたり、使用され続けた名銃だ。オートマチックピストルの開発に成功したジョン・ブローニングによって設計され、.45口径が生み出す高威力と信頼できる作動性で評判を得た。ティルトバレル式ショートリコイル機構を採用し、ハンマー式で撃発。装弾数は7発+1で、カートリッジは.45ACPを使用。シングルアクションオンリーだ。
 東京マルイはM1911A1をガスブローバックガンで再現。実物のパーカライズド仕上げを彷彿させるブラスト仕上げや、成型後に打刻した刻印などリアルな見た目にこだわっている。

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント
スライドの刻印は成型後に打刻されている。トリガーガード根元のコルト検査官承認スタンプ、スライドストップ下部のプルーフスタンプなど細かい部分まで再現されている

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント
M1911A1のシンボルともいえるランヤードリングが付属したアーチタイプのメインスプリングハウジング。バックストラップの滑り止めはチェッカリングタイプになっている

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント
ライフリングが再現されたアウターバレル。ランプタイプのフロントサイトはスライドと一体になっている

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント
ミリタリーモデルらしいシンプルなデザインのフルチェッカーグリップ

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント
チャンバーやスライド上面に入れられているプルーフマークもリアルに再現。ロープロファイルのリアサイトはスライドと別パーツになっている

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント
実銃では.45ACP弾が7発装填できるシングルスタックマガジン。このエアガンでは26発装填可能

 

 M1911の中でもM1911A1は戦時中、レミントン・ランド社など様々なメーカーが製造しており「ミリガバ」として高い知名度を誇る。M1911シリーズはアメリカの歴史上、他のどの軍用兵器よりも長く使用されたという栄誉に輝いている。

 

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント

 


 

東京マルイ
M1911A1 コルトガバメント

 

DATA

  • 全長:218mm
  • 重量:798g
  • 装弾数:26発
  • 価格:¥18,480
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年8月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×