「アームズフォトグラフ」は筆者が撮影した写真についてロケーションや設定、レタッチなど写真全般について色々語るコーナーだ。できる限り詳しく語っていこうと思っているので、ぜひとも写真を撮る際の参考にもしてもらえたら幸いだ。
第2回:「降下訓練始め」編はこちら
今回は「横田基地友好祭2023」にて撮影した写真を見ていただきたい。同イベントは東京・多摩地域にある横田飛行場で毎年開催される国内有数の規模の基地祭で、コロナ禍で中断はあったものの、昨年より再開。あくまで友好祭なので基本的に航空機は飛ばない(飛行展示や急遽航空機が飛来するなど、嬉しいサプライズが起きることもある)が、地上展示の航空機をじっくりと眺められ、レアな航空機が参加することもあるので、貴重なイベントだ。
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~戦闘機~
横田基地友好祭は文字通り開催場所が米軍基地内ということで全体的にレタッチや写真の雰囲気もちょっとアメリカンな映画の雰囲気を意識してみた。
今回は横田基地で見られる機体の三大人気ジャンル(筆者の偏見)である「戦闘機」「輸送機」「空中給油機」。これらを見ていこう。
やはり戦闘機は、基地祭でも老若男女問わず大人気だ。何と言ってもカッコイイ。とにかくカッコいい。某F-14が活躍する映画や某三本線が活躍する戦闘機ゲームの影響もあったりするのだろうが、その洗練された姿は見る人を魅了する。
横田基地友好祭では米軍機だけでなく航空自衛隊の航空機も展示されている。今回はF-2A、F-15J、そして最新鋭機のF-35Aが飛来していた。
~輸送機~
戦闘機は基地祭の花形だが、ここ横田基地友好祭では輸送機もとても人気だ。
米空軍の誇る大型輸送機C-5MギャラクシーやC-17グローブマスターⅢ、この基地に所属するC-130J、特殊作戦に従事するために改装が施されたMC-130J コマンドーⅡやティルトローター機CV-22オスプレイなどと米空軍の輸送機オールスター勢揃いといった趣になった。
ここでは遠くから見るだけではなく、飛行機の真下や機内に入れたりと距離が近いのもイベントの魅力だと思っている。
~空中給油機~
空中給油機も意外と人気がある。特に旅客機のDC-10をベースに開発された3発エンジンのKC-10 エクステンダーはその独特なフォルムから根強いファンが多く、また一般参加者から見てもその姿は異様なものに映るだろう。
今回の撮影はイベントということもあり、ズームレンズを主に使用していた。24-105と幅広いレンジを使えるレンズを使用したが、改めて記事のために見返すとそれだけ広いレンジがあっても50mm前後の写真が多く見受けられた。やはり50mmは写真における標準域という定説はあながち間違ってないなと思った。
このイベントは地上展示から航空展示をあらゆるアングルから撮影できる貴重なイベントだ。また、航空機だけではなくアメリカンフードやアメリカンサイズのドリンクを楽しめるのも醍醐味だ。あらゆる楽しみ方のできる横田基地友好祭。興味がある方は、来年はぜひとも訪れてほしい。
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「横田基地日米友好祭2023」取材レポート【航空機編】
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