2023/03/11
リーズナブルなCYMA L96A1の命中精度を上げるカスタム【Armsカスタムガレージ】
月刊アームズマガジン編集スタッフとライター陣がマイガンのカスタムに挑戦するコーナー「Armsカスタムガレージ」。今回は編集部スタッフのポスカが中古で入手したCYMAのエアコッキングガン、L96A1をカスタムする。
ベースガン
CYMA
L96A1
- 全長:614mm/800mm
- 重量:2,100g
- 装弾数:30発
- 参考価格:¥25,300
今回のカスタムガレージで手を加えていくのは、CYMAのエアコッキングガン、L96A1だ。筆者が中古品で購入したこちらのL96だが、格安だったぶん集弾性にやや難があり、弾速も振れ幅が大きくなっている。これを改善して、スナイパーライフルらしい高い命中精度を実現するカスタムを施してみようと思う。モチベーションがあるうちに大々的に手を加えたいところだが、あれこれ一気にカスタムしてしまうと性能のバランスが崩れてしまう恐れもある。まずはインナーバレルとホップチャンバーを高性能なものに交換するだけの、お手軽カスタムを試してみよう。
使用するカスタムパーツ
L96A1の分解
いよいよパーツの交換に入っていくのだが、CYMAのL96A1はインナーバレルを取り出すためにストックとレシーバー、アウターバレルを分解しなければならない。もっとも、手順は多いが内容自体は比較的簡単なものなので、落ち着いて作業を進めれば問題ないはずだ。
BEFORE
- 集弾性:110mm(25m)
- 弾速:平均70.7m/s(最大値と最小値の差:8.1)
AFTER
- 集弾性:90mm(25m)
- 弾速:平均71.7m/s(最大値と最小値の差:7.9)
こうしてL96のカスタムが完了した。試射してみると集弾性が見違えるように向上しており、ホップのかかり具合も問題なさそうだ。これだけでも、サバゲーで使用するには充分な性能なのではなかろうか。一方で、弾速の振れ幅が大きい問題についてはほとんど変化が見られなかった。このあたりは今後の課題となりそうだ。何かいい解決策を思いついたら再度このコーナーで挑戦してみたく思うので、その際は温かく見守っていただきたい。
TEXT:ポスカ
この記事は月刊アームズマガジン2023年4月号に掲載されたものです。
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