エアガン

2022/01/20

東京マルイ「シグ ザウエル P226レイル」を徹底外装カスタム!!【Armsカスタムガレージ】

 

 月刊アームズマガジン編集スタッフとライター陣がマイガンのカスタムに挑戦するコーナー「Armsカスタムガレージ」。今回のベースガンは東京マルイ シグ ザウエル P226レイル。ジャンク品として手に入れたエアガンをカスタムしていく。

 

 


 

ベースガン

 

 

東京マルイ

シグ ザウエル P226レイル

  • 全長:196mm
  • 重量:766g
  • 装弾数:25発
  • 価格:中古のためオープン価格

 

 

 カスタムガンを作るのには費用がかかる。私自身も多くのカスタムガンを製作するがそのすべてにパーツを組み込んでいたら財布がパンクしてしまう。そのためお金の掛かる内部カスタムは極力控え技術で何とかなる外部カスタムに力を注いでいる。そこで今回は極力お金を掛けずにガスガンを使ったカスタムを披露したい。ベースはジャンク品として購入した東京マルイ製P226、動作が不安定であり外装も傷んでいるものだが自分好みのものに作り変えていこう。

 

作業ポイント

 

①各部ダメージ箇所の修正

②不要箇所の削除
③様々な表面処理を行ないグレードアップを図る
④機能の追加と仕様に合わせた刻印の追加

⑤作動不良の修理

 


 

今回の作業の確認

 

 今回は外装カスタムであるが、パーツを換装するなどのカスタムではなく、外科的にエアガンへ処置を施していく。まずエアガンのフレームを見てみると、パーティングラインも目立つことが気になる。リアルという面ではマイナスポイントなので、これを処理しつつ、他の不要箇所を削除していこう。

 

気になるパーティングライン

 

エッジ部や亜鉛パーツなどには使用に伴う小傷が多く見られる。細かい傷はくたびれた感じがしてしまう

 


 

フレームの加工

 

 では早速作業を進めていこう。エアガンを分解してフレームだけにし、カスタムを開始する。

 

最初の作業はプラリペアを使って加工箇所を裏打ち(補強)することだ

 

フレーム先端の内側を見ると、空間があるのがわかる

 

そこへプラリペアを流し込んで埋める

 

不要箇所を粗削りで削除。グラインダーなどがあれば短時間で作業が終わるが、なければ棒ヤスリでも可能だ

 

トリガーガードの角はホルスターに収める際に邪魔になるので不要と判断し、スクエアからラウンドタイプへ変更するため削り落とす

 

最初にプラリペアで埋めた箇所が現れるまで削り大まかな形を整形する

 

ここでレール跡のへこんでいる箇所をプラリペアで埋めるのだが、一気に盛るのではなく薄く何層にもなるように埋める

 

プラリペアが乾いたらペーパーヤスリを使って形を整える。この時は削り面が平面になるようブロックを使うとよい

 

削っていくと埋め切れていない箇所が現れるのでプラリペアで補修しながら数回に分けて作業を行なう

 

下側のR面を作ってから側面を削る

 

R面のあとに側面を削ることで平面とR面の境界線がクッキリと見えるようになる

 


 

まとめ

 

 フレーム側の加工においてアンダーレールなどを削り落とす場合は、穴が開いてしまう場合があるので裏打ち補強をしておいたほうがいいだろう。プラリペアはチョットと思われるならエポキシ系のパテでも代用できるが、耐久性の面からプラスチックと同等の強度になるプラリペアを私は強くお薦めする。ヤスリを使用するフレーム加工だけでも銃の雰囲気は変わるのでぜひトライしてみてほしい。月刊アームズマガジン2022年3月号では錆びた金属パーツのリフレッシュなどを行なう予定だ。そちらもご覧いただければ幸いだ。

 

続きはこちら

 

TEXT:IRON SIGHT

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年2月号 P.134~135をもとに再編集したものです。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×