2021/09/14
G&Gアーマメント「CMF-16K」を使いやすく外装カスタム!【Armsカスタムガレージ】
今回のカスタムガレージでベース銃となるのは編集スタッフの私物であるG&Gアーマメント「CMF-16K」。スタッフが初めて購入したエアガンであるこちらを、使いやすさの向上を目的に外装カスタムしていく。
ベースガン
G&Gアーマメント
CMF-16K
- 全 長:673mm(ストック収縮時)
- 重量:2,530g
- 装弾数:450発
- 購入先:AIRSOFT97
バッテリースペースを拡張
G&Gアーマメント「CMF-16K」は、MOSFETが標準装備されている点が特徴の1つであるが、その特徴と引き換えにバッテリースペースが小さい。 G&Gアーマメントの「GOS-V5」というストックが使用されているのだが、バッテリーコンパートメントをのぞくと、ほぼ配線で埋まってしまっている…。何もかもが初心者だったゆえ、まずは冒険せず推奨されている純正品を揃えよう! と純正品のバッテリーを揃えたものの、バッテリースペースの蓋が閉じられないという問題が発生した。無理に詰め込んで発火の危険にさらすことは避けたい…。
そこで、この問題を解決するために「バッテリースペースを拡張する」という案を実行してみることにしてみた。
使用するカスタムパーツ
Airtech Studios
「G&G ARP9&ARP556/BEU(バッテリーエクステンションユニット)」
「プラウダ」にて入手した、Airtech Studios「G&G ARP9&ARP556/BEU(バッテリーエクステンションユニット)」。G&Gアーマメントの「ARP」シリーズなどの「GOS-V5」ストックに使用できる、バッテリースペースを5cmほど拡張するカスタムパーツだ。「ARPシリーズ用」と記載されてはいるものの、CMF-16Kは同じGOS-V5ストックのため問題なく流用できる。
構えやすさを向上させる
バッテリースペースの問題は解決したものの、延長パーツを付けたことで「構えにくい」という新たな問題が発生した。というのも、5cmほど延びたことによってワイヤーストックの伸縮が最大まで伸びた状態になるため、肩付けがしにくくなってしまった。これを解消するために、「バットプレートの延長」「フォアグリップの装着」の2つを行なってみることに。
パットプレートの延長
使用するカスタムパーツ
ケイ・ホビー
「ARPシリーズ用エクステンションストックパッド」
「ケイ・ホビー」にて入手したオリジナル商品「ARPシリーズ用 エクステンションストックパッド」。商品名のとおり、ストックパッドを延長するカスタムパーツ。こちらも、GOS-V5ストックであれば加工なしで装着可能だ。
フォアグリップを装着
使用するカスタムパーツ
UTG
「ウルトラコンパクトフォアグリップ」
「ECHIGOYA」にて偶然発見してコンパクトな見た目に一目ぼれし購入した、UTG「ウルトラコンパクトフォアグリップ」。今回はCMF-16Kに合わせて「ピカティニー」規格を選んだが、「M-LOK」「キーモッド」仕様もラインアップされている。
取り付けはいたって簡単。今回は20mmレールに装着するので、レールの溝にネジを通して固定させる。使用感を確かめながら位置決めをしたのち、UTG「ウルトラコンパクトフォアグリップ」に付属しているトルクスレンチを使ってネジを締める。
ガタツキもなくしっかりと装着できる。ただ、説明書が入っておらずパーツの向きが不明だったため、取り付け向きはメーカーのWEBサイトを参考にした。逆向きでも装着してみたが、特に問題なく取り付けられたので、ハンドストップとして使う際など、使用しやすい向きで装着してよいだろう。
ドットサイトを搭載
照準速度の向上や見た目をカッコよくするために光学機器を載せたい…が、知識のないままいきなり高価な光学機器を使って破損させたら金銭的、精神的にもダメージが大きい。
そこで光学機器の入門機として導入したのが、東京マルイ「マイクロプロサイト」。カラーはブラックとFDE(フラットダークアース)の2種がラインアップされており、今回は見た目のワンポイントとしてFDEをチョイスしてみた。また、万が一電池切れした際に備え、アイアンサイトを併用して運用するため、M4系エアガンに合わせて東京マルイ「マイクロプロサイト用 ミドル/ハイマウント」を購入した。
使用するカスタムパーツ
東京マルイ
「マイクロプロサイト FDE」
「マイクロプロサイト用 ミドル/ハイマウント」
「ECHIGOYA」にて購入した、東京マルイの「マイクロプロサイト」と「マイクロプロサイト用 ミドル/ハイマウント」。どちらも詳細な説明書が付属し、容易に取り付け可能だ。マウントはミドルマウントとハイマウントがセットになっているので、用途に応じて換装できる。今回は、アイアンサイトとの併用のためにミドルマウントを選択。
完成!
初エアガンカスタムということで、まずは自分が「ちゃんと狙って射撃できる」ようにすることを目的に、必要工具の少ない外装カスタムを行なってみた。今回のカスタムは、本やWEB上でさまざまなカスタム例などを調べたり、ミリタリーショップの実店舗で実際に商品を眺めてみたり、有識者にカスタムパーツを紹介していただいたりして選んだ。目的のパーツを探し出すのが大変だが、エアガンカスタムをしている有識者や、カスタムパーツを取り扱っているショップの店員さんなどに尋ねてみるのもいいだろう。
TEXT:彩瀬かおり
この記事は月刊アームズマガジン2021年10月号 P.130~131より加筆・再編集したものです。