2021/08/21
WE「SCAR-L」を徹底内部カスタム!【Armsカスタムガレージ】
今回のカスタムガレージでは、前回分解まで行なった「WE SCAR-L ガスブローバック」にカスタムパーツを組み込んでいく。いったいどれほどの性能アップが見込めるのか?
切り替えバルブの交換
まずはガスルートの切り替えバルブをWA-TECHの「WE/マルイ NPASキット オープンボルト」(¥2,343)に交換していく。組み込みにはボルトキャリアの分解が必要になるので、その工程から見ていこう。
リコイルスプリングの交換
続いてリコイルスプリングを交換していく。使用するのはストライクアームズの「SCAR-L/H/L85オープンチャンバーシステムGBB用 リコイルスプリング Ver.3」(¥660)。こちらもリコイルスプリングユニットの分解から始めていく。
チャンバーパッキンと押しゴムの交換
最後に、前回分解したチャンバー部にチャンバーパッキンと押しゴムを装着する。交換するのは、PDIの「VSR-10/GBB用 Wホールド チャンバーパッキン」(¥620)と東京マルイ純正の押しゴムだ。押しゴムはパーツショップでバラ売りしているものを購入した(購入価格¥500)。
完成
こうしてすべてのパーツが組み込めたら、各パーツを元通りに組み上げていけば完成だ。
この状態で計測した射撃データが次のとおり。
切り替えバルブを交換したおかげで、不安定だった初速は実用的なレベルで安定した。シューター側の腕前の問題で集弾性はカスタム前より散っているように見えるが、、銃口が向いた先、つまりは狙った通りの場所へ一直線に弾が飛んでくれているように感じた。きちんと狙えばしっかりとヒットが取れる、素晴らしい銃に仕上がってくれたようだ。
今回のカスタムについての詳細は月刊アームズマガジン2021年9月号に掲載されているので、気になった方はぜひそちらもチェックしていただきたい。
TEXT:ポスカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年9月号 P.106~107より抜粋・再編集したものです。