月刊アームズマガジン編集スタッフとライター陣がマイガンのカスタムに挑戦するコーナー「Armsカスタムガレージ」。今回のベースガンはG&Gアーマメント CM16 カービンDST。編集スタッフの私物であるこのエアガンに電子トリガーを組み込んでいく。
ベースガン

G&Gアーマメント
CM16 カービンDST
- 全長:675mm
- 重 量:2,012g
- 装弾数:450発
- 価 格:中古品のためオープン価格
- 備 考:東京マルイ EG1000モーターに換装
オーソドックスな構造で扱いやすく、初心者から上級者まで幅広いユーザーに愛用されるこのモデル。今回はこちらに電子トリガーを組み込み、より多用途に扱えるようにカスタムを施してみよう。
組み込む電子トリガーキット
今回組み込むのは、ブラシレスモーターやバッテリーといった高品質なカスタムパーツを販売するOPTION No.1製の電子トリガーセットだ。

Ver.2メカボックスに対応、基盤と配線はハンダ付けがされており、25Aのヒューズも装着されている。内容物だけで電子トリガーの取り付けを完了できる便利なセットとなっている
メカボックスの取り出し
前方配線のメカボックスを取り出すには圧着端子を外す必要がある。配線を痛めないように端子部分を持ち、左右に動かして少しずつ緩めていく。
端子を覆う熱収縮チューブを切り開き、結合部にシリコンオイルスプレーを少量吹くと取れやすくなる
ピンポンチなどでアッパーレシーバーピンを左側面から打ち出す。レシーバーピンは完全には抜けないのでアッパーレシーバーが動くようになったら叩くのを止める
アッパーレシーバーピンを押し出すとアッパーレシーバーを分離することができる。インナーバレル&チャンバーを落とさないようにゆっくり外す
長さを調節するレバーを下に引っ張りストックを取り外す。ストック後端にはネジがあるのでこれを外すとストックエンドが取れてパイプ内部にアクセスできるようになる
ストックパイプの奥には長いプラスネジがあり、パイプとメカボックスを結合している。長めのプラスドライバーで取り外す
グリップ底部の六角ネジを2本緩めて蓋を外すとモーターが現れる
配線をモーターピンから外し、モーターをつまんで引き上げる。モーターが取り出しにくい場合は左右に軽く動かしたり、ペンチで掴んで引き抜く
グリップの内部にはメカボックスとグリップを繋ぐ2本のプラスネジがある。これを外すとグリップがフリーになるのでモーター配線を痛めないように取り外す
マガジンキャッチボタンにあるプラスネジを外すとマガジンキャッチ機構一式を取り出すことができる。スプリングがあるので紛失しないように注意が必要だ
トリガーの上にある小さなピンを左側面からピンポンチで押し出す
ローレット加工(抜け止め)がされているので左側面から押し出して右側面から引き出すように抜く。ロアレシーバーピンも同様の手順で外す
セレクターをセミポジションに入れ、フリーになったメカボックスを取り出す。引っ掛かりを感じたりメカボックスが動かない場合はネジやピンの取り忘れがないか探してみよう
メカボックスを取り出したら右側面を上にし、モーターが差し込まれている穴にL型金具を差し込み逆転防止ラッチを引っかけて解除する。※わかりやすいようメカボックスを開けています
逆転防止ラッチの位置は上記2枚の写真を参考にしてほしい※わかりやすいようメカボックスを開けています
メカボックスの分解
G&Gのメカボックスは左側面にネジ頭が付いている。ネジをすべて外したら不意に開かないようにしっかりと押さえて右側面が表になるようにひっくり返す
メカボックスの下部前方には封印シールがあるのでこれも剥がし、メインスプリングを押さえてゆっくりとメカボックスを開ける
メインスプリングを取り出し、タペットプレートのバネを外してシリンダーを脱着する
ギアを取り外していく
ギアの軸棒にはシムが入っており、不用意に外すとどれがどのギアに入っていたかわからなくなってしまう
そこで、どのギアに入っていたシムかメモ用紙に書き、セロハンテープで貼っておくとよい
トリガーとトリガースプリングを引き抜くと3本のプラスネジが見えるので取り外す
これによりトリガーやスイッチ接点一式を分解することができる
これにてメカボックスの分解が完了した。細かい部品が多く、どれかひとつでも部品を無くすと作動に支障をきたすので作業を一時中断するときは容器などに入れて部品はしっかりと管理しよう。次回はメカボックスの清掃と電子トリガーの組み込みを行なっていく予定だ。ご期待ください。
この記事は月刊アームズマガジン2022年8月号 P.86~87をもとに再編集したものです。