エアガン

2022/10/20

震えるぞリコイル!! 燃え尽きるほどの射撃を楽しむ「BOLTエアソフト MPR-9 P.E.A.K.E.R.」

 

 コンパクトで取り回しに優れるサブマシンガンは屋外・屋内問わずに様々な環境のフィールドに対応でき、持ち運びもしやすいことからサバイバルゲーム向きのエアガンとして人気を博している。今回はその中で編集部がお薦めするエアガンをピックアップ。編集部若手スタッフの意見を交えながら紹介していこう。

 

6挺目:ARROW ARMS APC9-Kはこちら

 


 

BOLT エアソフト

MPR-9

P.E.A.K.E.R.

 

BOLT エアソフト「MPR-9/MP5A4 リコイルショック電動ガン」製品レビュー

 

DATA

  • 全長:683mm/730mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,700g
  • 装弾数:120発
  • 価格:¥72,380
  • お問い合わせ先:セキトー

 

おすすめポイント

 

  • P.E.A.K.E.R.機構による強力なリコイルショック
  • スチールレシーバーを採用し、高い剛性と質感を兼ね備える
  • リコイルショックは簡単にOFFにでき、精密射撃も可能

 

 BOLTエアソフトの製品は重厚な質感とGBBに匹敵する力強いリコイルショックを味わえることが特徴的だ。BOLTエアソフトはAKシリーズやARシリーズにはB.R.S.Sと呼ばれるリコイルショック発生機構を採用しているが、MP5シリーズにはサブマシンガンの特性と構造に合わせて最適化されたP.E.A.K.E.R.機構が搭載されている。MPR-9では11.1Vリポバッテリーの使用が推奨されており、トルクフルな作動とともにBB弾を撃ち出すと、AR/AK系とは異なる鋭いリコイルショックが肩に伝わってくる。機種ごとにリコイルショックの印象を変えてくるBOLTエアソフトのこだわりが見える1挺だ。

 

20mmレールを備えたハンドガードはがっちりと固定されており、アクセサリー類を装着してもガタつくことはない

 

エジェクションポートカバーを開くとP.E.A.K.E.R.機構の一部を見ることができる。チャージングハンドルを切り欠きに入れて固定することでリコイルをオミットして射撃することも可能だ

 

ストックは小型のテレスコピックタイプのものを装着。ストック内部にはスティックタイプのバッテリーを入れることができる収納部が備わっている

 

MPR-9にはMP5系では珍しいストレートマガジンが採用されている。スプリング給弾式だが装弾数は120発と大容量だ

 

クロスレビュー

 

  • 津軽太郎

 BOLTエアソフトの製品らしくカッチリとした剛性があり安心感がある。P.E.A.K.E.R.機構を採用したことにより11.1Vリポバッテリーを使用できるので、セミオートレスポンスは鋭く、フルオートでは全身を震わせる反動を楽しめます。リコイルシステムが簡単にオミットが可能なので、精密射撃を必要とする場面でも活躍できる1挺です。

 

  • ポスカ

 トリガーを引くとまず襲ってくるのが、思わず笑っちゃうくらいの強烈リコイル。1発1発の精度は結構いいんですが、リコイルが凄まじいので連射するとそんなに当たらないかも。でもそんな些細なこと、この撃ち心地の前じゃ気にならないんです。

 

  • 珈琲

 BOLTの電動ガンは強烈なリコイルに定評があるが、実際に撃ってみると想像以上のリコイルだ。強い衝撃×秒間15発の発射サイクルで、撃っていると声が震えるほどの衝撃が身体を襲う。冷静に狙いをつけるのが難しいところだが、何とも癖になる激しいリコイル——言うなれば、小悪魔のようなエアガンだ。

 

 

TEXT:津軽太郎

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年10月号 P.40をもとに再編集したものです。

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