エアガン

2022/10/17

機敏なトリガーレスポンスが魅力的「ICSエアソフト CES-P MS1 S3」

 

 コンパクトで取り回しに優れるサブマシンガンは屋外・屋内問わずに様々な環境のフィールドに対応でき、持ち運びもしやすいことからサバイバルゲーム向きのエアガンとして人気を博している。今回はその中で編集部がお薦めするエアガンをピックアップ。編集部若手スタッフの意見を交えながら紹介していこう。

 

4挺目:SIG SAUER ProForce MPX 電動ガンはこちら

 


 

ICSエアソフト

CES-P MS1 S3

SFSストック

 

ICS エアソフト「CES-P MS1 S3 SFSストック」製品レビュー

 

DATA

  • 全長:490mm/730~760mm(ストック伸長時)
  • 重量:2,800g(空マガジン含む)
  • 装弾数:230発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:ICSエアソフト

 

 

おすすめポイント

 

  • リアリティのあるオリジナルデザイン
  • ゲームウェポンに最適な精度とレスポンス
  • 考え抜かれたユーザビリティ

 

 特徴的な上下分割式メカボックスや高い実射性能を持つオリジナルM4電動ガンで知られる、ICSエアソフトが開発したMP5スタイルの電動ガン。パーツ構成はスタンダードなMP5を踏襲しながらも、バットプレートの伸縮やチークパッドの調整が可能なオリジナルデザインのフォールディングストック、左右下の3面に20mmレールを備えたハンドガード、ラバーグリップカバーなど、非常にタクティカルな外見に仕上がっている。
 もちろん見た目だけにこだわったモデルではなく、実射性能も折り紙付きだ。独自開発の電子トリガーを搭載したことで抜群のトリガーレスポンスを持ち、射撃精度も非常に優れている。ユーザビリティにも秀でており、バッテリーコンパートメントを兼ねるハンドガードは銃身下方に展開し、完全に取り外さずともバッテリーの着け外しが可能。チャージングハンドルも実銃のように固定でき、さすがにHKスラップには対応しないもののホップ調整がやりやすい。ホップレバーはかかり具合が一目でわかりやすいスライダー式だ。ICSエアソフトは決してM4系列ばかりではないのだぞと言わんばかりの、同社渾身の1挺に仕上がっている。

 

ハンドガードが下に開くことでバッテリーコンパートメントにアクセスできる

 

セレクターはアンビ。フレームに刻まれたラインが近未来的な印象を与えている

 

ストックは折り畳めるほかチークパッドの調整、バットプレートの伸縮が可能な多機能なもの。樹脂製だが剛性も申し分ない

 

グリップにはラバーグリップカバーが巻かれている。純正グリップと比べて格段にホールドしやすくなる

 

クロスレビュー

 

  • 津軽太郎

 レシーバー側面に横線のリブが追加されており、通常のMP5とは一目で違うとわかるデザイン。大型のSFSストックはしっかりとしたホールド感があり銃を構えて移動する際に頼りになる。ICSの電子トリガーは扱いやすく、適切なトリガーフィーリングで撃つことができた。

 

  • ポスカ

 レスポンスの速さと射撃精度の高さはさすがICSエアソフトと言ったところ。行きすぎないオリジナルデザインの外装も非常に「ありそう」で、フィールドに持っていけばとても目立てるはず。欲を言えば、バッテリースペースがもう少し広ければ完璧だったかな?

 

  • 珈琲

 集めたエアガンの中で格段のトリガーレスポンスを見せてくれたのが、このモデルだ。わずかに指先を動かすだけで反応を見せてくれる。もはや機敏を通り越して、敏感なエアガンだ。スリムなフォルムも悪くなく、重量感も頼もしい。ただストックがやや構えづらいので、慣れるのには少し時間がかかりそうだ。

 

 

TEXT:ポスカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年10月号 P.38をもとに再編集したものです。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×