エアガン

2022/10/08

先進的なフォルムで魅了するエアガン「KRYTAC KRISS VECTOR」

 

 コンパクトで取り回しに優れるサブマシンガンは屋外・屋内問わずに様々な環境のフィールドに対応でき、持ち運びもしやすいことからサバイバルゲーム向きのエアガンとして人気を博している。今回はその中で編集部がお薦めするエアガンをピックアップ。編集部若手スタッフの意見を交えながら紹介していこう。

 

1挺目:東京マルイ 次世代電動ガン MP5A5はこちら

 


 

KRYTAC

KRISS VECTOR

電動ガン

 

KRYTAC「KRISS VECTOR FDE」製品レビュー

 

DATA

  • 全長:445mm/665mm(ストック展開時)
  • 重量:2,600g
  • 装弾数:95発
  • 価格:¥79,200
  • お問い合わせ先:ライラクス

 

 

おすすめポイント

 

  • 先進的なフォルム
  • 高い実射性能
  • 実銃を忠実に再現した完成度の高さ

 

 通常、実銃のサブマシンガンで使用される弾丸は9mm×19パラベラムであるが、威力面を意識すると.45ACPに軍配が上がる。その銃弾を放てるサブマシンガンとしてKRISS USAが開発したのがKRISS VECTORだ。いくつもの新機構を取り込んだ独創的な銃であり、実銃が開発されて10年経った今でも先進的に感じる銃である。それをKRISS USAのエアガン部門であるKRYTACが電動ガンで再現した。公式が作っているので言うまでもなくリアル。特徴的なフォールディングストックや、厚みのあるレシーバーなど忠実に再現されている。もちろん実射性能も申し分ない。次世代に生きたい未来志向の方にお薦めの1挺だ。

 

TRIDENTシリーズと共用のフラッシュハイダーは特徴的なスクエアに近い形状だ。マズルのネジは14mm逆ネジ仕様

 

実銃では特徴的なSuperVが格納されている部分にはメカボックスが位置している。中ほどのスイッチはマガジンキャッチになっている

 

トリガー後方にマニュアルセーフティ、前方にセレクターレバー。どちらも両側から操作可能なアンビタイプ。セレクターで2点バーストに切り替えられる

 

ダストカバーはコッキングハンドルを引くか、指で跳ね上がることも可能。中にホップアップ調整用のダイヤルがあり、調整も容易

 

実際に構えてみるとコンパクトで収まりがいい。バットプレートがオフセットされているので肩当てがしやすくなっている

 

クロスレビュー

 

  • 津軽太郎

 ストックが長く、体格によっては構えるのがやや難しいかもしれないが、2ラウンドバーストやフルオートの電子制御は素晴らしい。トリガーフィーリングの良さも相まってメリハリのある射撃を楽しめる。トップレールとマズルの間に結構な落差があるので、ドットサイトなどの運用はローマウントを使ったほうがよいかもしれない。

 

  • ポスカ

 みんな大好きクリスベクターの電動ガン。KRYTACのフラッグシップモデルだけあって、性能面は折り紙付き。ビジュアルも特徴的な外観をリアルに再現しており、お座敷シューターも大満足なはず。ホップも調整しやすくてよき。

 

  • 珈琲

 思わず目を引かれる外見をしたエアガン。確かに機能的であり、ホップアップの調整はしやすく、2点バーストも撃っていて楽しい。だがトリガーの粘りが個人的には好みではなく、フロントヘビーなので片手撃ちをすると手首にかなり負担がかかってブレてしまう。自分の片手撃ちスタンスには適していないだろう。

 

 

TEXT:珈琲

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年10月号 P.35をもとに再編集したものです。

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