実銃

2022/10/14

実銃公式によるリアルな外観が魅力的な「SIG SAUER ProForce MPX 電動ガン」

 

 コンパクトで取り回しに優れるサブマシンガンは屋外・屋内問わずに様々な環境のフィールドに対応でき、持ち運びもしやすいことからサバイバルゲーム向きのエアガンとして人気を博している。今回はその中で編集部がお薦めするエアガンをピックアップ。編集部若手スタッフの意見を交えながら紹介していこう。

 

3挺目:CYMA Enhanced MP5はこちら

 


 

SIG SAUER ProForce

MPX

電動ガン

 

SIG SAUER Proforce MPX電動ガン

 

DATA

  • 全長:590mm/650mm(ストック展開時)
  • 重量:2,500g
  • 装弾数:100発
  • 価格:¥63,800
  • お問い合わせ先:ライラクス

 

 

おすすめポイント

 

  • SIG SAUERの公式オリジナルブランドであるSIG SAUER ProForce製であり、刻印やパテント表記など実銃に近いものとなっている
  • FET電子トリガーを搭載しておりコンパクトな外見でありながら高い射撃性能を持つ。
  • 人間工学に基づいたデザインにより取り回しに優れ、狭い場所でも使いやすい

 

 実銃メーカーSIG SAUERのオフィシャルエアガンブランドであるSIG SAUER ProForceより登場したMPX電動ガンは、公式ライセンスによるクオリティの高い外装と最新のFET電子トリガーを搭載したことにより、ハイスペックモデルとして仕上がっている。MP5の後継を狙って開発された実銃のMPXには5段階調整可能なテレスコピックストックやアンビセレクター、アンビボルトキャッチなど近代的な機能が多数備わっている。そういったコントロールレバー類はエアガンとしてモデルアップされたMPX電動ガンにおいても手を抜かずに再現されており、操作して楽しむことができる。バレルは実銃同様フリーフロート構造となっており全長が短いにもかかわらずライフル並みの命中精度を発揮する。素直な弾道とFET電子トリガーの制御がもたらすキレのいい撃ち応えと相まって、爽快な射撃を楽しめる1挺だ。

 

6インチのアウターバレルと組み合わせて装着されるショートレングスのハンドガード。M-LOK規格であり細身で握りやすい

 

公式ライセンスを取得しているのでロアレシーバーには大きくSIG SAUERのロゴマークが刻印されている

 

ピボットピンを押し出すとハンドガードを外せるのでバッテリーコンパートメントにアクセスすることができる

 

ストックはコンパクトなものが装着されている。ショルダーパッドが広く構えた際の安定感は良い。ストック基部は20mmレールとなっているのでMCX用のストックなどを使用可能

 

クロスレビュー

 

  • 津軽太郎

 実銃譲りのエルゴノミクスデザインにより、構えた際に銃と一体となったような感覚を覚えるほどしっくりときたモデルだ。命中精度に関しても申し分ないもので、ホップ調整のみで40m先のプレートターゲットを当てることができた。フルオートサイクルも速く、ストレスフリーな射撃を楽しめた。

 

  • ポスカ

 今を輝くSIG SAUERのエアガン部門が送る最新SMGの電動ガン。見た目のリアリティや実射性能はやはり実メーカー製だけあって超ハイレベル。惜しむらくはバッテリースペースの小ささなどユーザビリティの面か。

 

  • 珈琲

 最初に発射前の用意をするとき、マガジンの差し込みなど少し癖があるこのモデル。だが撃ってみれば実射性能は良く、片手撃ちでも対応できる。最初は素直じゃないけれど、撃ったら撃ったでしっかり応えてくれる、少しだけツンデレな子なのだ。そうしてみると、ハンドガードから配線がちら見えしているのも愛嬌があって可愛らしい。

 

 

TEXT:津軽太郎

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年10月号 P.37をもとに再編集したものです。

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