エアガン

2022/10/11

スタイリッシュな近代化MP5エアガン「CYMA Enhanced MP5」

 

 コンパクトで取り回しに優れるサブマシンガンは屋外・屋内問わずに様々な環境のフィールドに対応でき、持ち運びもしやすいことからサバイバルゲーム向きのエアガンとして人気を博している。今回はその中で編集部がお薦めするエアガンをピックアップ。編集部若手スタッフの意見を交えながら紹介していこう。

 

2挺目:KRYTAC KRISS VECTORはこちら

 


 

CYMA

Enhanced MP5

フルメタルETU電動ガンシリーズ

 

CYMA Enhanced MP5 フルメタルETU電動ガンシリーズ
▲Enhanced MP5 リトラクタブルストック

 

CYMA Enhanced MP5 フルメタルETU電動ガンシリーズ
▲Enhanced MP5 PDWストック

 

DATA

  • 全長:632〜700mm/615〜715mm(ストック伸長時)
  • 重量:3,270g/3,400g
  • 装弾数:130発
  • 価格:¥47,300 /¥49,500
  • お問い合わせ先:UFC

※データは前がリトラクタブルストック、後がPDWストック

 

おすすめポイント

 

  • 現代的でカッコいいデザイン
  • 後方配線に変更され、バッテリー選択の幅が広い
  • 電子トリガー搭載による高い実射性能

 

 「モダナイズ」とは古い銃を現代の規格に合わせアップデートすることだ。イチから新造された銃とは違った魅力があり、モダナイズされた銃は根強い人気を誇っている。
 CYMAがリリースしたこのEnhanced MP5シリーズは「モダナイズドMP5」と呼ぶべき代物である(ちなみにEnhancedは「性能向上型」の意味)。未だに世界中で活躍するMP5だけに意外にも思えるのだが、すでに誕生から半世紀以上経っていることを考えればアップデートされるのも当然と言えよう。
 実際、エアガンオリジナルとはいえ令和のこの時代にアップデートされただけあって、ハンドガードはM-LOK、ストックはリトラクタブルストックまたはPDWストック、マガジンも樹脂製の軽量マガジンと全身が現代SMGにふさわしい姿へと生まれ変わっている。外装だけでなく内部も豪華仕様で、電子トリガーを搭載して高いレスポンスを実現しているほか、MP5系電動ガンの泣き所であったバッテリー収納の問題も、後方配線・バッファーチューブ内収納へと変更したことで解決。見た目にカッコよく、撃てば高性能と誰もが欲しがるニュー・MP5だ。

 

オリジナルデザインのM-LOKハンドガードにはMP5Kのものと同デザインのフォアグリップが装着されている。チャージングハンドルも操作しやすい形状にアップデートされた

 

拡張されたマガジンキャッチはアンビ仕様で、トリガーフィンガーで押し上げて操作できる

 

バッテリーは後方配線に変更されている

 

リトラクタブルストック・PDWストックともにバッファーチューブ内に収納できる

 

これまたオリジナルデザインの樹脂製マガジン。スプリング給弾式ながら130発とハイキャパシティだ

 

クロスレビュー

 

  • 津軽太郎

 近年のCYMA製電動ガンは年々進化を続けている。エンハンスドMP5はカスタムパーツで利便性を高められた外装もさることながら、内部メカの高性能化に成功したモデルでもある。ふわりと延びる弾道をしており、25m先のマンターゲットにもよく当たる。箱出し状態でもカッコよくカスタマイズされており、性能も良いのでお得なモデルといえる。

 

  • ポスカ

 今回、個人的に1番気に入ったモデル。M-LOKハンドガードやM4ストックへ換装されたことで見た目がめちゃくちゃカッコよく、撃ってもかなり高性能。レスポンスのよさや精度はもちろん、駆動音が静かでサバゲーウェポンにも最適な1挺。これは買いだ!!

 

  • 珈琲

 CYMAのエアガンはリーズナブルな価格帯で人気だが、実力はここに集ったサブマシンガンに遜色ない魅力を放っている。実射性能や取り回しに優れており、造形もスタイリッシュだ。さらに拡張性にも優れているので、ただでさえ魅力的なモデルを自分好みにブラッシュアップすることができる。どんな風にカスタムしようか想像するだけでごはん3杯いける。

 

 

TEXT:ポスカ

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年10月号 P.36をもとに再編集したものです。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×