2022/10/18
次世代型サブマシンガンは伊達じゃない「ARROW ARMS APC9-K」
コンパクトで取り回しに優れるサブマシンガンは屋外・屋内問わずに様々な環境のフィールドに対応でき、持ち運びもしやすいことからサバイバルゲーム向きのエアガンとして人気を博している。今回はその中で編集部がお薦めするエアガンをピックアップ。編集部若手スタッフの意見を交えながら紹介していこう。
ARROW ARMS
APC9-K
電動ガン
DATA
- 全長:400mm/585mm(ストック展開時)/370mm/575mm(ストック伸長時)
- 重量:2,240g/2,000g
- 装弾数:65発/80発/110発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
※データは前がリトラクタブルストックモデル、後ろがフォールディングストックモデル
おすすめポイント
- 軽量&取り回しやすい
- サイクルも良好
- マガジンが3本付属
スイスの銃器メーカー、B&TのAPC9-K(APC9-K PRO)は同社を代表する次世代型サブマシンガンであり、アメリカ陸軍のSCW(サブ・コンパクト・ウェポン)プログラムで認められるほどの性能を持つ。それをARROW ARMSは電動ガンで初めてモデル化。その魅力は片手でも取り回しやすい軽量&コンパクトなボディだ。アッパーレシーバーはCNCアルミ削り出し、ロアレシーバーは強化樹脂製で耐久性に申し分なく、アンビコントロールレバーやアサルトライフルと同様の操作性など機能性に優れている。CQBエリアやインドアフィールドなどでアグレッシブに楽しみたい方にお薦めしたい。
クロスレビュー
- 津軽太郎
アサルトライフルをプレス機で圧縮したようなデザインのサブマシンガンだが、これがまた構えてみるとしっくりとハマる。セレクターの位置も良く、短めのアンダーレールにはハンドストップが備わっており安定感も良し。取り回しをしっかりと考えられたデザインになっているのが即座に理解できた。他の電動ガンにはない、破裂音に似た独特の発射音がするのも面白いポイントだ。
- ポスカ
米軍制式SMGを電動ガンで再現した唯一のモデル。それだけでマニアなら飛びつきたくなる逸品でありながら、それでいてセミオートのキレもかなりのもの。インドアフィールドなんかでは大活躍するのでは? 個体差かもしれないものの、マガジンの抜き挿しにはややコツがいる。
- 珈琲
小柄なモデルのこのエアガンだが、実際に撃つとそのボディには反して鋭い実射性能を味わえる。フルオートも撃ちやすく、片手で充分コントロールできる。若干ホップ調整が難しく癖があるが、慣れればこの上なく使いやすい。惚れ惚れするほど頼もしく、少しお茶目なところもある素敵な1挺だ。
TEXT:珈琲
この記事は月刊アームズマガジン2022年10月号 P.39をもとに再編集したものです。