2022/03/06
美しき白銀のガバメントをエアガンで「東京マルイ コルトガバメントシリーズ'70 ニッケルフィニッシュ」
ニッケルフィニッシュが魅せる白銀の輝き
1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。その中でもガバメント、1911系は100年以上前に誕生してから今に至るまで愛され続けている。今回はそのガバメントのトイガンをピックアップしてご紹介する。ネオクラシックのエアガン、モデルガンに興味のある方は参考にしていただければ幸いだ。
今回紹介するのは、東京マルイのガスブローバックガン「コルトガバメントシリーズ'70 ニッケルフィニッシュ」だ。
ネオクラシックガン
東京マルイ
コルトガバメントシリーズ'70 ニッケルフィニッシュ
DATA
- 全長:217mm
- 全高:138mm
- 全幅:35mm
- 重量:799g/812g
- 装弾数:26発
- 価格:¥19,580/¥21,780
- お問い合わせ先:東京マルイ
*データは前がコルトガバメントマークⅣシリーズ'70、後がニッケルフィニッシュ
ステンレスがハンドガンの素材として一般化されていなかった時代、錆びを防ぐ表面処理としてパーカライジングやニッケルメッキが用いられていた。パーカライジングは主にミリタリーモデルに使われることが多く、ニッケルメッキはコマーシャルモデルに使われることが多かった。ニッケルメッキが施されたハンドガンはやや黄味帯びた独特なシルバーの色合いから人気が高く、実用品というより嗜好品として好まれることが多かった。そんなニッケルメッキ仕様のマークⅣシリーズ70を東京マルイはガスブローバックガンで再現した。
スライドやフレーム、アウターバレルは光沢クロームメッキを採用することで鏡のようなニッケルフィニッシュを再現している。ちなみにブラックモデルは両サイドにヘアライン処理を施したブルーフィニッシュ仕上げとなっている。両モデルともに各部のパーティングラインは手作業で丁寧に処理されており、トリガーやバレルブッシング、スパーハンマーといったスモールパーツの形状もリアルに再現している。スモールアドレスタイプのスライドの刻印は金型ではなく成型後に打刻。リアルさにひと味加えている。スタイリッシュさにコダワル方にお薦めの1挺だ。
TEXT:アームズマガジン編集部
ネオクラシックガン
ガバメントシリーズ
この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.26~27をもとに再編集したものです。