2022/02/26
ロマン満点!! マグナム弾を放てるハンドガン5選【2022年版】
ロマンあふれるマグナムの魅力
リボルバーやライフルの一部で使われる通称マグナム弾は、実銃において高威力を発揮するカートリッジだ。その威力を放つことができる銃は様々な人の心をつかみ、魅了してきた。もちろんエアガンの世界でもそういった銃を愛好する人は少なくない。今回はそんなロマンに満ち溢れたマグナムを撃てる拳銃をモデルとしたエアガンをいくつか紹介しよう。
東京マルイ
BBエアーリボルバー
コルトパイソン .357マグナム
4インチ ステンレスモデル
DATA
- 全長:292mm
- 重量:443g(カートリッジ6発含む)
- 装弾数:6発
- 価格:¥5,478
- お問い合わせ先:東京マルイ
最も知名度が高いリボルバーの1つ、コルトパイソン。アニメ作品で登場することもある1挺だ。東京マルイのBBエアーリボルバーのコルトパイソンはリーズナブルな価格でありながら、リアルなライブカートタイプになっており、手軽にリボルバーの雰囲気を楽しむことができる。1発ごとにハンマーをコッキングして撃つシングルアクションオンリーのエアコッキング式リボルバー。
クラウンモデル
ガスリボルバー
スミス&ウェッソン M19
.357コンバットマグナム4インチ
DATA
- 全長:240mm
- 重量:530g(カートリッジ6発含む)
- 装弾数:6発
- 価格:¥10,450
- お問い合わせ先:クラウンモデル
S&W M19の4インチモデルといえば、『ルパン三世』に登場する次元大介が愛用するリボルバーだ。リアサイトは上下左右の調整が可能で、特殊ラミネート加工されたグリップが付属している。
タナカ
スミス&ウェッソン M29 カウンターボアード
6-1/2インチVer.3ヘビーウエイト
DATA
- 全長:306mm
- 重量:1,090g(カートリッジ6発含む)
- 装弾数:14発
- 価格:¥28,380
- お問い合わせ先:タナカ
S&W M29の中でも、カウンターボアードシリンダーの6-1/2インチモデルは映画『ダーティハリー』でクリント・イーストウッド演じる主人公、ハリー・キャラハン刑事が持つ銃だ。当時、地上最強のハンドガンを謳っていたリボルバーをタナカワークスは最新のVer.3でモデル化。ヘビーウエイト樹脂で1kgを超えるずっしりとした重さを実現した。
タナカ
S&W M500 8-3/8インチ
ステンレスジュピターフィニッシュ Ver.2 ガスガン
DATA
- 全長:378mm
- 重量:約1,250g
- 装弾数:13発
- 価格:¥51,700(少数生産品)
- お問い合わせ先:タナカ
先ほどS&W M29は当時、地上最強のハンドガンと書いたが、現在市販されるハンドガンで最強のものは何か――それがこの銃である。
S&WのM500は、2003年にS&Wの工場でのプレスセミナーで公開された、工場生産される量産モデルにおいて世界でもっとも強力なリボルバーである。使用するカートリッジは.500S&W。その威力はかつて世界最強といわれた.44マグナム M29の約3倍ともいわれ、人が手で持って撃つ限界ともいわれる。そして最強アニマル、グリズリーベアをも倒せるハンドガンとして注目を集めた。
タナカワークスではS&W M500のガスガンを何種類かリリースしているが、このモデルはジュピターフィニッシュにより、一般には不可能とされるヘビーウエイト樹脂へのメッキを実現。さらにホーグタイプのグリップ内にも金属ウエイト入れることで、実銃が持つ圧倒的なまでのボリューム感と重量感を体感できるのだ。
サイバーガン/AW
デザートイーグル.50AE GBB JP
DATA
- 全長:260mm
- 重量:1,060g
- 装弾数:26発
- 価格:¥17,380
- お問い合わせ先:UFC
e-mail:wholesale@ufc-web.com
リボルバーに比べて構造が複雑な自動拳銃は、使用できる弾薬の威力に限界がある。しかし、1970年代以降、マグナム弾を使用する自動拳銃の開発に挑戦した銃器設計者が何人もいた。そうして研究、開発される中でほぼ唯一の成功している銃がデザートイーグルだ。
サイバーガン/AWは実銃メーカー、マグナムリサーチ(MRI)の公認ライセンスを得てエアガンとして再現。外観デザインは細部まで忠実に再現され、刻印やロゴも実銃どおりに刻まれている。重量、大きさ共に大迫力の1挺だ。
エアガンにおいてマグナム弾対応の銃をモデルとしたものを使ったところで、BB弾の威力に大差はない。だが、その造形にはロマンがあり、扱いこなすことができれば『ダーティハリー』のようにハードボイルドなカッコよさを手にできるはずだ。ロマンを追い求める方はぜひ参考にしていただければ幸いだ。
TEXT:アームズマガジン編集部