エアガン

2022/01/26

アメリカの軍・法執行機関で使用される拳銃エアガン5選【2022年版】

 

アメリカの軍・法執行機関の銃って?

 

 軍事大国にて、50の州を有する広大な国家、アメリカ合衆国。その地には自国を守るためにさまざまな軍や法執行機関が存在し、銃を手に今日も戦い続けている。今回紹介するのは、そんな彼らが使っている銃を再現したハンドガンだ。ぜひ参考にしていただければ幸いだ。

 

アメリカの軍・特殊部隊で使用されるライフルのエアガン5選はこちら

 


 

KSC

U.S.9mmM9 ヘヴィウェイト

 

 

DATA

  • 全長:212mm
  • 重量:895g
  • 装弾数:24発
  • 価格:¥23,100
  • 問:KSC

 

 約70年以上に渡ってアメリカ軍制式拳銃の座を守り続けてきたM1911A1コルトガバメントに代わって1985年に採用されたのが、イタリアのベレッタ92F(アメリカ軍の制式名称M9)である。この銃は2017年にSIG SAUER P320(M17/M18)に代わるまで活躍し続けてきており、今も一部では使用し続けられている。

 この銃はたくさんのエアガンメーカーがリリースしているが、中でもKSCのM9はこだわりを随所で発揮。同社のSTIエッジ5.1やHK45などに採用されたラバーチャンバーに加えブローバックエンジンは最新のシステム7を採用。各部の刻印やスライドのアッシーナンバーも初期生産型を再現している。

 

 


 

東京マルイ

M45A1 CQB PISTOL

 

東京マルイ M45A1 CQBピストル ガスブローバックガン

 

 

DATA

  • 全長:222mm
  • 重量:823g
  • 装弾数:27発
  • 価格:¥20,680
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 コルトM45A1 CQBピストルは、キンバーICQBMod.1の後継機種として2012年にアメリカ海兵隊にて制式採用された。2010年に始まった採用テストではスプリングフィールドやキンバーなどが参加したが、ファクトリーカスタムに準じる特徴を有するコルト・レールガンで参加したコルトが採用を勝ち取ったことは、M1911が制式採用されてから100年以上の時を経て、再びコルトのガバメントが制式採用されたと話題になった。

 その銃を再現したこのエアガンには新開発のブローバックエンジンとショートリコイルシステムを採用。刻印はもちろん、20mmアンダーレール、前後セレーション、ノバックとの正式契約により再現されたノバックサイト、チェッカーグリップなど外観をリアルに再現している。

 

 


 

東京マルイ

グロック19 Gen.4

 

東京マルイ ガスブローバックガン グロック19 Gen.4

 

DATA

  • 全長:185mm(バックストラップ無し)
  • 重量:640g(未装弾マガジン装着時)
  • 装弾数:22発
  • 価格:¥18,480
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 州警察、特殊部隊など幅広く使用されている拳銃といえば、グロックだ。特にグロック19はグロック17のコンパクトモデルであり、扱いやすいサイズと重量が好評となり、アメリカのみならずさまざまな軍、法執行機関で採用されている。グロックは現場の意見を取り入れ、使いやすいように改良を続けており、FBIの次期制式ハンドガンプログラムの要綱にあわせて第4世代(Gen.4)に改良を加え、2017年に第5世代(Gen.5)が完成している。とはいえ、グロック19 Gen.4もまだまだ現役だ。

 それを再現したこのエアガンの外観は実銃から採寸し、サードジェネレーションと刻印の違いはもちろん、Gen.4の特徴であるデュアルリコイルスプリング、大型マガジンキャッチボタン、Gen.4 RTF(ラフ・テクスチャー・フレーム)を忠実に再現。グリップサイズは交換可能なバックストラップ(2種類+2サイズ)と未装着状態を含めて5パターンに変更できる。外観だけでなく、実用性にも満足できる1挺だ。

 

 


 

ウエスタンアームズ

キンバーLAPDメトロカスタム

 

WA キンバーLAPDメトロカスタム

 

DATA

  • 全長:220mm
  • 重量:975g/1,065g(ウェポンライト付き)
  • 装弾数:24発
  • お問い合わせ先:WA渋谷店 TEL03-3407-5922

※すでに完売

 

 アメリカ合衆国で巨大な警察機構といえば、ロサンゼルス市警(LARD)が1つとして名前が挙がるだろう。その中の部署であるMetropolitan Division(通称「メトロ」)のDプラトーンに属するSWATチームは凶悪な事件に立ち向かっている。そのLAPD SWATでは発足当初から1911が採用され、その多くは隊員が自費で購入したものや、押収された1911から程度の良いものを専属のアーモラーがカスタムして使用していたため統一感がなかった。その後、2002年に大手5社をトライアルにかけた結果、キンバーの1911がLAPD SWAT CUSTOM IIとして採用された。

 今回紹介するエアガンはメトロ隊員のオーダーによってナローフォルムのアンビセーフティやマガジンウェルを追加したモデルがモチーフになっている。2022年1月現在は完売しているが、再販されたときはぜひとも手にしたい1挺だ。

 

 


 

東京マルイ

ソーコムMk23 固定スライドガスガン

 

東京マルイ  ソーコムMk23 固定スライドガスガン

 

DATA

  • 全長:245mm/427mm(サイレンサー装着時)
  • 重量:850g
  • 装弾数:28発
  • 価格:¥17,380
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 1990年代、U.S.SOCOM(アメリカ特殊作戦統合軍)は対テロリスト戦を想定した強襲攻撃用ハンドガンに着手。それを選定するトライアルで選ばれたのがH&K Mk.23だ。ちなみにこの銃を改良したHK45も開発され、M9の後継拳銃のトライアルにも参加していた。

 H&K Mk.23を東京マルイは固定スライドガスガンで製品化。本体と専用サイレンサー、ライトエイミングモジュールの3点がハードケースに収まったフルセットになっており、軽量アルミ素材のサイレンサーは、ただの付属品とは思えないほど消音効果が高い。可変ホップアップと固定バレルのおかげで実射性能が高いので、サバゲーウェポンとして素晴らしい実力を発揮してくれる。

 

 


 

 アメリカの軍や法執行機関で採用されているエアガンはこれ以外にも数多くあり、特殊部隊に憧れている人にはきっとたまらないはずだ。興味が出てきた人はぜひ他のエアガンもチェックしていただきたい。

 

TEXT:アームズマガジン編集部

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