2020/07/10
今一番アツいトイガン、グロックをカスタム!
人気の高いグロックピストルも早いものですでに5世代目が登場している。実銃でもノーマルからフルカスタムまで、グロックは今一番アツいアイテムといえる。そこで今回はその人気に乗っかって、グロックのカスタムに挑戦する。今回は東京マルイグロック19サードジェネレーションをベースに、スライドとフレームそれぞれ別にカスタムして、トイガンとしてあまり見たことのないグロックを作ってみよう。
グロック19 Gen.5 モドキ
スライドの刻印をプラリペアを使って埋めてから240番のペーパーで仕上げる
フライスを使って1本ずつセレーションを切っていく。0.7mmほど削っているが作業としては深さを2回に分けて掘っていくと綺麗に仕上がる
スライド先端の面取りとフレームのフィンガーチャンネルは平ヤスリとペーパーを使って仕上げていく
完成!
※カスタム過程の一部のみ掲載。全貌は「月刊アームズマガジン8月号」をチェック
最新モデル、ジェネレーション5を意識した「Gen5 モドキ」だ。スライドの加工
を中心に行ない、スライドの角度に合わせてフラーム側も削った。サイトはノーマル
と変わらないサイズのデトネーター製のXSサイトをチョイス。スライド中央に移動した刻印はレーザ−によるものだ。フィンガーチャンネルのないスッキリとしたグリップのおかげでハイグリップでも違和感なく握れる作品となった。
グロック19 Gen2
フレームのロッキングブロックピンを通すための穴を開ける。テンションが掛かるように小さめの穴を開けるのがポイントだ
グロック19のフロントシャーシをGen.2フレーム入るようにひと回り小さくなるように周りを削っている
完成!
※カスタム過程の一部のみ掲載。全貌は「月刊アームズマガジン8月号」をチェック
オールドシリーズになる「Gen2」だ。こちらは見えない部分での切削が主になっているので寸法にも余裕があって比較的ラクに製作できた。レールのないスッキリとした形状はオールドグロックらしいスタイルだ。フレームメーカーはガーダーのKJワークス用を改造している。Gen.2グリップの形状は現行型のGen.5と同様のフラットなスタイルとなっている。
グロックはさまざまなシリーズがあるため、カスタムし甲斐がある。「月刊アームズマガジン8月号」では、細かくカスタムの様子まで記されている。それらを参考に皆さんもぜひ、挑戦してみてほしい。ゴールは無理に設けず一歩踏みとどまったところで様子を見ながら行なえば、カスタムする際の失敗も少なく済むはずだ。慌てず丁寧な作業を心掛けて、自分好みの理想的なグロックを作ってみよう。
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年8月号 P.54~57より抜粋・再編集したものです。