2026年2月号

2026/01/24

SHOT SHOW 2026 2日目 速報

Staccato

 

 スタカートは2011プラットフォームをベースにグロック用マガジンを使用するHDシリーズを展開し好評を得ているが、今回は4インチ一体型コンプバレルを備えるHD C4Xを発表した。口径9mmx19のみ、7075アルミ合金フレームで15連マガジンが2本付属する。既にカリフォルニア州コンプライアントモデルが販売許可を得ており、これは売れそうだ。スタンダードパッケージで$3,499となっている。

 

 

▲3.6インチバレルのHD C3.6もカリフォルニア州コンプライアントモデルが登場しており、こちらも人気がある。

 

CZ Custom


 アリゾナ州メサを拠点にCZハンドガンを中心としたカスタムガンを手がけるCZ Customは米国内の自社工場においてCNCマシンによる切削加工を駆使したA01シリーズ を展開してきた。高精度にハンドフィットされた5インチのブルバレルと高重量なスチールフレームの組み合わせによるソフトなリコイル特性は、CZファンから高い評価を受けている。

 今回、そのA01シリーズの新バリエーションとして、3.75インチバレルを備えるコンパクトモデル、A01 CQBが発表された。過去には約3.9インチバレルにP-07用15連マガジンが適合するまでグリップを短縮したコンパクトモデルも存在したがCQBではフルサイズグリップを採用したセミコンパクト仕様となっている点が特徴だ。

 スライドおよびフレームはいずれも4140カーボンスチール製で、11度クラウンを施したバレル、ファイバーオプティックのフロントサイト、RDSカットによるオプティックレディ仕様を備える。

 加えて、タクティカルエクステンデッド・アンビセイフティ、ゴーストコンペティションハンマー、ショートリセットトリガーシステムという内容だ。トリガーガードは、かつてのカスタム1911で見られたようにフレームを加熱し、ハンマーで叩いて成形を行なうことで、この独特の四角いシェイプを作り出しているという。


 同社が何年もかけて温めて来たCZ92のアメリカ国内製造モデル。スチール製のスライドとフレーム、2.5インチバレル、DAオンリーのトリガー、8連マガジンを備える。
このサイズのピストルは輸入販売ができないので国内製造することに意味がある。

 

 

Creapeiron

 Elydien Eagleはチェコ共和国の Creapeiron が開発、2024年の IWA Outdoor Classics において発表され話題を集めたモデルだ。アメリカ市場への供給は限定50挺のみとされている。設計の随所にCZ75の影響を感じさせる要素は見られるものの、構造的には既存モデルの延長線上にあるものではなく、独自性の高い別設計のピストルとして仕上げられている。価格は約$12,000とされており、少量生産ならではのプレミアムモデルとして位置づけられている点も特徴だ。

 

KELTEC

 いつも奇抜なデザインで楽しませてくれるケルテックからは、回転式バレルとトップローディング方式を採用し、超軽量(273.9g)でありながら。380ACPを13発という驚異的な装弾数を実現したPR-3ATが紹介された(昨年発表されたよく似たモデルは、5.7×28mmのPR-5.7)。マガジンを排したトップローディング設計により、フレームのプロファイルがスリムかつコンパクトになり、チェンバー内と合わせて14発をロードできる。手動で1発ずつ装填も出来るが付属の7連ストリッパークリップを2つ使用して素早くロードすること可能だ。10連まで装填可能で州法などの規制に対応するモデルもある。全長142mm、バレル長は2.85インチ(73mm)、幅約24mm、ハンマー内蔵型のDAオンリーでトリガープルは約2㎏となっている。メーカー希望小売価格は$399.99とのこと。

 

 

CANiK

 市場で高い評価を得ているマイクロコンパクトモデル、METE MC9 Primeはポーテッドバレルを採用することで小型ながらリコイル軽減にも力を注いだモデルであった。このMC9 Primeをベースに独自の設計思想を備えたキャリーガン用小型コンペンセイターで知られるRadian Weaponsとのコラボレーションによって開発されたのがCanik Prime Radianだ。Radian製のRAMJETバレルとAFTERBURNERコンペンセイターが標準装備されており、優れたリコイル制御性能と、よりフラットな射撃特性を実現している。さらにRadianがデザインを手がけたバックストラップおよびマグウェルを組み合わせることで、グリップ時の安定性が向上すると同時に、素早く確実なリロード操作も可能としている。

 

 

EAA/Girsan

 トルコの Girsan 製品を輸入・販売するEAA からは、すでにカリフォルニア州での販売許可を取得しているMC 14T California Solution が紹介された。マガジンセイフティおよびスライド上のローデッドチェンバーインジケーターを追加することで申請基準を満たし、落下テストをクリアして販売認可を得ている。最大の特徴は銃口の下にヒンジを備えるティップアップバレル機構でスライドを引くことなく、右側面のラッチ操作によってバレルを上方に開き、初弾を直接チャンバーへ装填できる点にある。1991年に発表されたベレッタ86のデザインを参考としており、こちらはダブルスタックマガジンが使用する設計だ。
口径は.380 ACPで10連マガジンが付属するが本来の13連マガジンも使用可能だ。

 

 

Palmetto State Armory

 

 高いコストパフォーマンスを武器に急成長を遂げてきた同社も近年は2011クローンの分野に力を注いでいる。こちらは新バリエーションとして登場したSABRE-11Pだ。口径は9mm×19のみ、5インチのブルバレル、トリガーシュー交換機能を備えたWarwick Tactical製 F.I.T.Sフラットフェイスドトリガー、Wilson Combatアンビセイフティなどが特徴だ。トライトップ形状にカットされたスライドにはAgency Armsのオプティックシステムが採用され、Trijicon RMR用プレートが付属する。19連マガジンが2本付属し、さらにポーテッドバレル仕様のバリエーションも用意されている。

 

 

Tanfoglio

 イタリアのタンフォリオからもトレンドである大型シングルポートコンペンセイター付きモデル、Tanfoglio Hexagon Pが発表された。フロントサイトを後退させて、その前方に大型チャンクポートを加工している。

 

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