2019/07/14
スピード系シューティングマッチ「UNLIMITED 2019」
毎年5月下旬に開催されるスピード系シューティングマッチ「アンリミティッド」が5月25日~26日にかけて東京都中央区産業会館3Fで開催された。ステージ内容は変更ないものの、コンシールドキャリー部門が追加され、部門別に様々な銃が見られるのもこのマッチの特徴となっている。ここでは会場で気になった銃を中心にお届けしよう。
アンリミティッドの花形部門であるオープン部門。ドットサイト付きのいわゆるレースガンがメインとなっている。写真はC-MOREを極限まで低くマウントしている
実銃でも増えているのがマイクロドットをスライドに搭載したキャリーオプティクス仕様のハンドガン。慣れは必要だがアイアンサイトに比べて素早くかつ正確に狙える
近年人気が高まりつつあるのがリボルバー部門だ。写真の選手はコクサイのスピコンと大型ドットサイト「シャノン」という懐かしいコンビネーションで参加
その名のとおりアンリミティッドなのがこのマッチの特徴。シューティングマッチでは明らかに不利なタナカのセンチニアルで参加するツワモノ
ウエスタンアームズのハイキャパシティにオリジナルのストック、フォアグリップ、マイクロドットを組み合わせてピストルカービンにしたもの
ロングガン部門でM4カービンで参加する選手が圧倒的に多い中、HK33KとC-MOREのコンビネーションで参加する選手もいた
スピードシューティングでは不利なセレクターレバーを巧みに操るショートバレル化したガスブローバックガン89式5.56mm小銃で参加する選手
マニュアルローダー部門で人気なのがポンプアクション式ショットガンだ。マルゼンCA870を華麗に使いこなすレディースシューター
ボルトアクションライフルは明らかに不利にもかかわらず東京マルイのVSR-10で果敢にチャレンジする選手もいた
レバーアクションライフルもマニュアルローダー部門で活躍している銃のひとつ。フリーダムアートの丸山氏は独自にカスタムしたKTWウインチェスターM1873カービンで参加
筆者も参戦し、辛うじて入賞を果たした!
RESULT | |
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オープン部門 | 1位:シマダシロウ 2位:尾川屋 3位:ジャック |
リミティッド部門 | 1位:ブシノブシ 2位:Risky 3位:フルウチトモヒロ |
コンシールドキャリー部門 | 1位:ラーン 2位:ケノブースカ 3位:タカ |
カウボーイ部門 | 1位:Lightning 茂吉 2位:サネッティ 3位:CycloneJoker |
ロングガン部門 | 1位:ズミ 2位:チンピラサンタ 3位:モモセノブアキ |
マニュアルローダー部門 | 1位:カワハラタクヤ 2位:ヨコミゾユウキ 3位:ハブアリトシ |
リボルバー部門 | 1位:オオザワケンタ 2位:ヤダマサシ 3位:サネッティ |
TEXT:毛野ブースカ
取材協力:
一般社団法人日本トイガン射撃協会(JTSA)
フリーダムアート
この記事は月刊アームズマガジン2019年8月号 P.179より抜粋・再編集したものです。