2019/06/20
NOVEL ARMS presents 葉隠マッチM-8開催
当日決まった2人組で競うシューティングマッチ
毎回趣向を凝らしたコースが用意されているトモ長谷川のプロデュースによる「葉隠マッチ」が4月14日にビレッジ2で開催された。
今回で8回目を迎えた同大会では、前回同様ペアで「イチローバリケード」以外の2コース(コンパクトマウト、コンバットモ・スペシャル)をクリアするのだが、当日クジ引きでペアを決めるという今までにない進行方式となった。昨年以上の熱戦が展開された葉隠マッチM-8の模様をお伝えしよう。


数多くの実銃射撃経験から生み出されるチャレンジングなコースを作るインストラクター兼コースディレクターのトモ長谷川からの挨拶でスタート

ペアは当日クジ引きで決められた。これは偶然居合わせた仲間と連携を取って戦い抜くという想定に基づいたものだ

葉隠マッチといえば「イチローバリケード」。ライフルとハンドガンをそれぞれ使用して、6枚のプレートをバリケード越しに指定されたポジションから順番に撃つ

今回からW字に配置された6枚のプレートを撃つ「カシオペア」が新たに加えられた。6秒という制限時間に多くのシューターが挫折していた

ライフル、ハンドガンそれぞれ撃つ順番が決まっているモンスターバリケードが設置されたコンパクトマウト。互いの動きを確認しつつスピーディーに撃つ

モンスターバリケードを撃った後、2箇所あるシューティングボックス間を2往復する。スムーズに撃たないと仲間を待たせてしまう

各シューティングボックスに設けられたバリケードのスリットも撃つ順番が決められている。しかもホステージがあるので難易度は高い

狭くて低い位置に設けられたスリットから撃つ。射撃技術に加えて対応能力の広さ・柔軟性も求められる

乗車時に襲撃されたという想定からスタートする「コンバットモ・スペシャル」。まずは運転席(助手席)から北海道ターゲットを撃つ

車から降りるとモンスターバリケードが待ち構えている。ここも順番どおりに撃たなくてはいけないのだが、暗いのでウェポンライトがないとターゲットが見えない

モンスターバリケードをクリアしたらオモチャのボーリングピンをボックス3から撃ち落す。絶妙に配置されたホステージを撃ってしまうシューターが何人かいた

ボックス4は自分(仲間)の背後に仲間(自分)が撃つべきターゲットが配置されており、仲間を撃たないようにターゲットを撃ち倒す

ボックス5からどちらかがストッププレートを撃って終了。ライフルとハンドガンで別々にタイムを計測した(コンパクトマウトも同様)
NOVEL ARMS presents 葉隠マッチM-8
リザルト
1位 : 棟方俊彦
2位 : 平野哲也
3位 : 石井健夫
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2019年7月号 P.180より抜粋・再編集したものです。

