2025/10/12
三八式歩兵銃の初期型をエアコッキングガンで製品化「S&T 三八式歩兵銃(初期型) エアーコッキングライフルリアルウッド」
第二次世界大戦の銃器たち:ライフル編
初期型にしかない細部の特徴をリアルに再現
豊富なラインアップを誇るS&Tのエアガンの中でも特に人気があるのが三八式歩兵銃エアーコッキングライフルシリーズだ。2017年に発売された中期型から始まり、狙撃眼鏡付きの九七式狙撃銃、三八式騎兵銃をリリース。メタルパーツと木製ストックを用いたリアルな外観とエアガンとしての実用性の高さ、入手しやすい価格から、どのモデルも再生産のたびに完売するほどの人気商品である。オールドスタイルのボルトアクションライフルの入門機種といっても過言ではない。
ここで紹介する三八式歩兵銃初期型は中期型と並んで人気があるモデルだ。初期型と中期型の大きな違いはフロントサイトガードの有無とレシーバー左側に施されたシリアルナンバー。S&Tは細かな違いにもこだわって再現している。それ以外の特徴はシリーズ共通。スムーズな引き心地が得られるシンプルなプル式のコッキングメカ、リアルさよりも使い勝手・実射性能を重視したマガジンポジション、VSR型のチャンバーパッキンを採用することで高い命中精度に加えてチューニングしやすく汎用性が高められている。






三八式歩兵銃の特徴である細身のルックスは構えた時のバランスがよく、日本人の体格にあわせて設計されたストック形状のおかげで諸外国の小銃に比べてはるかに構えやすい。コレクションはもちろんサバゲのメインアームとしても充分活用できる。
S&T
三八式歩兵銃(初期型) エアーコッキングライフルリアルウッド
DATA
- 全長:1,290mm
- 重量:3,200g
- 装弾数:25発
- 価格:¥61,600
- お問い合わせ先:UFC
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年8月号に掲載されたものです。
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