2025/09/20
第二次世界大戦におけるドイツ軍の制式小銃をダミーカートタイプのマガジンを採用し再現「ARES Kar98kリアルウッドVer」
第二次世界大戦の銃器たち:ライフル編
ユニークなダミーカートタイプマガジン仕様
電動ガンからエアコッキングガンまで幅広くラインアップしているARESの中でもこのモデルは異色の存在だ。ARESといえばM1A1やM3A1、PPSh41はラインアップしているものの、どちらかといえば現用銃やオリジナルデザインの銃をメインに製品化しているイメージが強いからだ。実銃のKar98kは言わずと知れた第二次世界大戦におけるドイツ軍の制式小銃だ。通称モーゼルアクションと呼ばれるボルトアクションシステムは、戦後のボルトアクションライフルに多大な影響を与えた傑作である。エアガン、モデルガンを問わず人気があり各社からリリースされている。
そんな傑作中の傑作をARESはエアコッキングガンで再現した。このモデルの特徴はダミーカートタイプのマガジンが採用されていることだ。実銃の装弾数にあわせてマガジンボディ両側面に5発のダミーカートが配されている。BB弾の装弾数は20発。マガジンの装着ポジションは実銃と同じで、マガジンボトムを開くとマガジン収納部分にアクセスできる。リアルさを損ねない工夫が凝らされている。




コッキングシステムはボルトを引いてピストンをコックするオーソドックスなプル式を採用。もちろん可変ホップアップシステムが標準装備されており実射性能も抜かりない。ストックは実銃を同じ木製となっている。ARESらしいリアルさとエアガンとしての実用性を兼ね備えたこのモデルは、サバゲでKar98kを使いたい方にお薦めの1挺だ。




ARES
Kar98kリアルウッドVer
DATA
- 全長:1,100mm
- 重量:3,190g
- 装弾数:20発
- 価格:オープン(ダミーカートタイプマガジン2個付属)
- お問い合わせ先:キンワ
- e-mail:sales@kinwa-co.jp
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
撮影協力:ビレッジワン
この記事は月刊アームズマガジン2025年8月号に掲載されたものです。
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