エアガン

2024/11/20

コンパクトなボディとリアルな外観で人気の「SIG SAUER ProForce MPX電動ガン」

 

AR系の使い勝手とモジュラリティを持つ拡張性に優れた短機関銃

 

 SIG SAUERが展開するエアガンブランド「SIG AIR」の中でも実銃の訓練用機材を想定したハイエンドモデルをラインアップするPROFORCEシリーズ。その中でもMPX電動ガンは短機関銃らしいコンパクトなボディとリアルな外観から人気を集めている。

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン

 

 MPXはその名からも想像できるように、このモデルはSIG SAUERを代表するアサルトライフルMCXと同様の操作性とモジュラリティを有した新世代の短機関銃である。前ページで紹介したAPC-9と同じく短機関銃の傑作であるMP5シリーズに代わるモデルとして軍・法執行機関から注目を集めている。

 

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
長さ6インチ(152.4mm)のアウターバレルにショートレングスのM-LOKハンドガードのコンビネーション

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
サブマシンガンらしい小さめのエジェクションポートとダストカバー

 

 各パーツの配置やセレクターレバーなどの操作系はAR系を意識しており、MPXユーザーだけではなくM4ユーザーなら違和感なく使える。バレルやハンドガード、ストック、グリップは交換でき、シチュエーションに応じて自由にセットアップが可能。従来の短機関銃に比べてユーザビリティは格段に向上している。

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
MCXやM4カービンと共通の配置、操作性を有しているアンビチャージングハンドル

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
ハンドガード先端までフラットなトップレールはバレル部分まで延ばされており、光学機器類をタンデムで搭載しても精度が保てる

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
セレクターレバー、マガジンキャッチ、ボルトキャッチはすべてアンビタイプ。各パーツともMCXやAR系と共通の配列となっている

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
ロアレシーバーには公式モデルらしくSIG SAUERのロゴマークが入っている


 ここで紹介するMPX電動ガンのMCXに似た形状のレシーバーは剛性感溢れる金属製(MPXロゴの有無で2タイプあり)。CNC加工により再現されたM-LOKハンドガード、アンビコントロールレバー、マルチフォールディングストックを標準装備する。ダミーカートが配されたシースルーマガジンの装弾数は100発。

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
グリップ両側面と底面にSIG SAUERのロゴが入ったバーチカルアングルのグリップ

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
上部にリップが再現されダミーカートが配されたMPX専用のシースルーマガジン。装弾数は100発

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
伸縮に加えて折り畳み可能なマルチタイプのフォールディングストック。レシーバー後部はMCXと同様ピカティニースペックのレールが設けられている

 

 メカボックスはMCXと同様のVFCバージョン2.1がインストールされている。実銃同様ストック基部は20mmレール仕様なので、20mmレールに対応したストックに換装できる。PROFORCEシリーズには軽量でリーズナブルなMPX Kのスポーツライン電動ガンもラインアップされている。MPXは短機関銃らしい取り回しやすさに加えて拡張性にも優れておりサバゲウェポンに最適な1挺だ。

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
AR系のプラットフォームを取り入れているため持ち替えても違和感なく撃てる。ボディ剛性もしっかり確保されている(*ドットサイトは別売)

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン
M-LOKハンドガードやアンビコントロールレバー、20mmレールのストック基部など次世代短機関銃らしい特徴が凝縮されている(*ドットサイトは別売)

 

 

SIG SAUER ProForce MPX電動ガン

 


 

SIG SAUER ProForce
MPX電動ガン

 

DATA

  • 全長:590mm / 650mm(ストック展開・伸長時)
  • 重量:2,500g
  • 装弾数:100発
  • 価格:¥71,500
  • お問い合わせ先:ライラクス

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年11月号に掲載されたものです。

 

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