エアガン

2024/11/05

オールドモデル短機関銃ピックアップ「ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン」

 

日本軍でも使われたドイツ生まれの短機関銃の原点

 

 拳銃弾を使用してフルオート射撃を可能としたのが短機関銃だ。その元祖ともいえるのが第一次世界大戦においてドイツ軍が制式採用したMP(マシーネン・ピストーレ)18(通称ベルグマン)である。口径は9mm×19、作動方式はオーソドックスなオープンボルト式。まるでライフルのようなストックやバレルジャケットとしての役割も担う円筒形のレシーバー、側面に突き出たマガジンなど、第二次世界大戦時までの短機関銃に多大な影響を与えている。日本にも輸入され「べ式機関短銃」として海軍陸戦隊などが使用した。

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン

 

 ARROW DYNAMICはMP18を電動ガンで初再現。放熱孔が開いたバレルジャケットや円筒形のレシーバー、木製ストックなど、いかにも短機関銃らしいフォルムをリアルに再現。

 

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン
MP18のアイコンである放熱孔が開けられたバレルジャケットは後に登場する多くの短機関銃に採用されている

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン
左側に突き出たマガジンはフォアグリップ代わりになる。実銃ではルガーP08用の32連スネイルマガジンが使われることが多かった

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン
距離に応じてブレードを切り替えるVノッチタイプのリアサイトはMP40に継承されている

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン
ライフルタイプのストックは実銃同様木製。バットプレートを外すとバッテリーコンパートメントが現れる

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン
コッキングハンドル側(レシーバー右側)にあるのがマニュアルセーフティ、その反対側にはセレクターレバーが設けられている

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン
コッキングハンドルを引くとダミーボルトが後退してホップアップ調整用のダイヤルが現れる

 

 実銃にはセレクターレバーがないので、独自にセレクターレバーとセーフティが設けられている。バッテリーはストック内に収納する。サバゲはもちろんコレクションにも最適だ。

 

ARROW DYNAMIC ベルグマンMP18 電動ガン

 


 

ARROW DYNAMIC
ベルグマンMP18 電動ガン

 

DATA

  • 全長:825mm
  • 重量:3,800g
  • 装弾数:180発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年11月号に掲載されたものです。

 

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