車・バイク

2024/11/17

「カワサキ・250TR」のふにゃふにゃリアサスペンションを硬めサスに交換する

 

リアサスペンションを交換したら、KAWASAKI・250TRの乗り心地は変わるか!?

 

乗り始めてから1年以上経過したカワサキ・250TR。マフラーのサビの浮き出し、ギアの入りづらさ(特にニュートラルポジション)など、交換/改善したい点はいくつかあるが、今回は喫緊で改善したかったリアサスペンションを交換してみる。

 


 当初、リアタイヤが路面に追従しやすいかと思い、あえてバネレートが柔らかめのサスペンションを選んで装着していた。しかし、実際に乗ってみると思った以上にサスペンションが沈んでしまい、タンデムしている時だと、ちょっとした段差などで底つきしてしまうほどだった。
 これでは安心して乗れないということで、リアサスを交換することにした。どのサスペンションを付けようか迷っていたある日、バイク中古パーツを扱っている量販店で、250TRの純正リアサスペンションと同じ長さのものを見つけた。

 実車を使って寸法を測ったわけではなかったので、きちんと取り付けられるか確証はなかったが、格安だったのでダメ元で購入してみた。

 

早速、作業に取り掛かる。

 

不動車として前オーナーから譲り受けた状態。ノーマルのサスペンションが付いていたが、サビや汚れもありコンディションはよくない

 


 その後、ホビージャパンMOOK『誰でもできるカブカスタム』内で行った再生/カスタム企画でYSSのリアサスペンションに換装した。しかし、思った以上にバネが柔らかかった…。

 

リアサスペンション取り外し

 

サスペンションを取り外そうとするとノーマルマフラーだとサス下部のボルト着脱に干渉して外せないことに気づく…

 

工程が増えてしまったが、単気筒なのでエキパイ基部とタンデムステップのステー部分のボルト、ナットを外せば、マフラーは比較的簡単に取り外せた。これで右側のサスペンションも取り外せるようになった

 

今回選んだリアサスペンション(300mm)。RFY製のサスペンション。比較的安価でバネレートが硬めだというインプレションを信じて選んでみた

 

ノーマルのリアサスを比較したところ。全長はほぼ一緒のようだ

 

車体にあてがってみると、今度は左側がヘルメットホルダーと工具入れがリザーバータンクと干渉する…。だから、ノーマルはリザーバータンクがないものが付いているのか…
ヘルメットホルダーは少し位置をずらすことで回避できたが、工具入れはどうにもならなかったのでステーごと取り外して、リアフェンダー上部に移設した


 

 

 こんな感じに仕上がった。予想以上にマッチしていて、なんだが少しレーシーな感じになったかな。実際に乗ってみたら、跨った時の沈み込みは軽減され、運転してみると硬すぎてギャップで跳ねてしまう感じもなく、しっかりトラクションを受け止めてくれている印象だった。

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

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