エアガン

2023/11/13

自衛隊のアサルトライフルを電動ガンで再現「東京マルイ 89式5.56mm小銃」

 

長きにわたり自衛隊を支えた日本が誇るアサルトライフル

 

 かつてはトイガン化される軍用ライフルといえばM16やAK、G3など一部の定番モデルしかなかったが、今では世界各国のアサルトライフルがトイガンで様々に製品化されている。そこでこのWEB特集では、世界各国のアサルトライフルを再現したトイガンの魅力を徹底チェックする。今回は「東京マルイ 89式5.56mm小銃」をピックアップしよう。

 

東京マルイ 89式5.56mm小銃

 

 

実銃同様の3点射バーストも電動ガンで再現

 

 1989年に制式採用された89式5.56mm小銃は、64式小銃から継承されたバイポッド、レシーバー右側に設けられた回転式セレクターレバー、3バースト(3発制限点射)モード、日本人の体格にあわせてデザインされたストックやグリップを取り入れるなどユニークな特徴を有している。2020年(令和2年)に20式5.56mm小銃が制式採用されて配備が進む中、多くの部隊で89式5.56mm小銃は使われ続けている。東京マルイは89式5.56mm小銃をダイキャスト製レシーバーやアルミ一体型アウターバレルなど、各部に金属製パーツを多用して電動ガン化。左右非対称のグリップや固定銃床をリアルに再現している。

 

東京マルイ 89式5.56mm小銃
左右非対称の固定銃床とグリップは日本人の体格にあわせてデザインされているため欧米のアサルトライフルに比べて構えやすい

 

東京マルイ 89式5.56mm小銃
89式のアイコンである回転式セレクターレバー。ア=安全/セーフティオン、レ=連発/フルオート、3=3発制限点射、タ=単発/セミオートとなっている

 

東京マルイ 89式5.56mm小銃
リアサイトはエレベーションダイヤルを回すとピープ部分が収納されるギミックが再現されている

 

東京マルイ 89式5.56mm小銃
バイポッドは実銃同様に展開・折りたたみ可能、バイポッド基部右側にあるレバーを解除すればワンタッチで着脱できる

 

 30連タイプのマガジンの装弾数は69発、専用のバージョン8メカボックスにカウンター機能のついたメカニカル3バースト機構を搭載し、正確かつ安定した3点射と、1発目もしくは2発目でトリガーを離しても、再度撃つ時には3点射バーストとなる。写真の固定銃床型に加え折曲銃床型もラインアップ。

 

東京マルイ 89式5.56mm小銃
20式の配備が進む現在もなお自衛隊のアサルトライフルといえばこの89式が代表的だ。電動ガンで機械式3点射バーストも再現しており、高い剛性感と相まって優れた実射性能を発揮する

 


 

東京マルイ
89式5.56mm小銃

 

DATA

  • 全長:916mm
  • 重量:3,700g(バッテリー、バイポッド含む)
  • 装弾数:69発
  • 価格:¥51,480
  • お問い合わせ先:東京マルイ

*データは固定銃床型のものです。

 

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年11月号に掲載されたものです。

 

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