2023/01/30
次世代M4の礎となった傑作電動ガン「東京マルイ SOPMOD M4 次世代電動ガン」
満を持して登場した次世代電動ガンのM4
東京マルイの次世代電動ガンシリーズとしてはすでにAK74MN(初代)、AKS74Uが発売されていたが、第3弾にしてようやくM4シリーズの初代となるSOPMOD M4がラインアップされた。実銃さながらのリコイルショックが体感できるシュート&リコイルエンジンを搭載した次世代電動ガンに満を持して人気のM4が加わったのだ。しかもオーソドックスなM4A1カービンではなく、当時最新鋭だった4面レイルハンドガードを備えたSOPMOD M4である。当然、多くのファンに歓喜の声で迎えられたのは言うまでもない。
すでに完成の域にあった次世代M4シリーズの特徴が満載
SOPMOD M4で実現した次世代電動ガンの機構は現在にも受け継がれているものが多く、それだけ完成されたモデルだったと言える。シュート&リコイルエンジン、マガジン内の残弾がなくなると作動がストップするオートストップ機構、ダイキャスト製のRASやレシーバー、アルミ一体型アウターバレル、装弾数82発のスチールプレス製マガジン、さらに簡単に交換可能な8.4Vニッケル水素1,300mAh SOPMODバッテリーが採用されるなど、次世代の名に相応しいスペックを有していた。
サバイバルゲームでの実用性も人気の理由に
また、新たに開発された可変ホップアップシステムによって実現した、電動ガンスタンダードタイプを凌ぐほどの命中精度の高さは特筆すべきものがあり「次世代電動ガン=命中精度の高さ」を印象付けたモデルとなった。それはすなわちサバイバルゲームでの実用性の高さを物語っており、肩を揺さぶるリコイルショックとあいまって一気にサバゲーマーの心を掴むことになった。
次世代電動ガンM4シリーズはその後、CQB-R、M4A1カービン、HK416D、HK417アーリーバリアント、HK416デルタカスタム、Mk18 Mod1、そして2021年にアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーが採用している最新のURG-I SOPMOD BLOCK3が発売されている。今なお進化を続ける次世代M4シリーズの礎となった傑作が、このSOPMOD M4なのである。
東京マルイ
SOPMOD M4 次世代電動ガン
DATA
- 全長:803mm/878mm(ストック伸長時)
- 全高:260mm
- 全幅:68mm
- 重量:3,270g(バッテリー含む)
- 装弾数:82発
- 価格:¥60,280
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2023年2月号 P.87をもとに再編集したものです。
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