エアガン

2022/06/25

エアガン天下無双の制圧力!!「東京マルイ 電動ショットガンシリーズ」

 

比類なき圧倒的制圧力!

 

 複数発のBB弾を同時発射するエアショットガンは、弾が「面」で飛んでいくため適正距離で使えば高い命中率が期待できる。では、その「面」をフルオートで連射すればその制圧力はどれほどか……あえて語るまでもないだろう。東京マルイはそんな夢のショットガンを実際に開発してしまった。ここでは東京マルイの電動ショットガンについて紹介・解説していこう。

 


 

東京マルイ

AA-12

 

 

DATA

  • 全長:839mm
  • 重量:4,200g(空マガジン含む)
  • 装弾数:93発
  • 価格:¥60,280

 

集弾性:165mm(15m)
※3発×3ショット=9発発射

 

平均値:71.9m/s(0.52J)

 

 実銃のAA-12(オート・アサルト12)は世界初のフルオートショットガンとして開発された。オープンボルト方式によるAPIブローバックシステムを搭載することでリコイルショックを効果的に抑制し、毎分300発の連射速度を実現している。東京マルイはこのフルオートショットガンを再現するにあたり、同社のエアショットガンシリーズ同様「3シリンダー&ピストン」「3インナーバレル」「3ホップアップシステム」を搭載した専用メカボックスを開発。史上初の電動ショットガンとしてリリースした。さらに3本のインナーバレルの弾道が独立して調整可能でき、東京マルイ初のFETシステムが採用されているためトリガーのキレ、作動の安定感、万が一のトラブル発生時の安全性は申し分ない。連射速度は秒間10発(メーカー公表値)、3本のバレルから1度に3発同時に発射されるということは、単純計算して3発×10発=30発が1秒間に発射されることになる。今までにない異次元の火力が体感できる。

 

ここがショットガンポイント!

  • BB弾が3発同時に発射される
  • セミオート/フルオートの切り替え可能
  • トリプル可変ホップアップ搭載

 

チャージングハンドルを引くと、ダミーボルトが後退してホップアップダイヤルが現れる。各インナーバレルに付属する可変ホップアップシステムは独立して調整可能

 

実銃はフルオートオンリーだが、東京マルイのAA-12はセミオートポジションが追加されている。セレクターレバーを真ん中にするとセミオートになる

 

「SLEDGEHAMMER」という文字が右側に大きく刻まれたマガジン。装弾数は93発

 

ストック内に収まったAA-12用に開発されたメカボックス。モーターを上部に、各ギアを水平に配置している。安全性と作動性を向上させるためFETシステムを標準装備している

 

独特な形状のピストンアッシー。3本のシリンダーに対応して3つのピストンヘッドが備わっており、ラック&ピニオン式のギアを持つピストンとメインスプリングは1つとなっている。ギアの歯数から見て通常のスタンダード電動ガンに比べてロングストロークであることがわかる

 

3本のインナーバレルに合わせてシリンダー、ノズルは3本内蔵されている。ノズルには耐久性・自己潤滑性に優れたカシマコートが施されている

 

 


 

東京マルイ

SGR-12

 

 

 

DATA

  • 全長:730mm
  • 重量:4,400g(空マガジン含む)
  • 装弾数:96発
  • 価格:¥76,780

 

集弾性:158mm(15m)
※3発×3ショット=9発発射

 

平均値:70.6m/s(0.50J)

 

 電動ショットガンシリーズ第2弾として登場した東京マルイのオリジナルショットガン。他を圧倒する火力に加えてアクセサリー類を自分好みにセットアップできる高い拡張性、ユーザビリティが備わっている。ワンピースボディはアルミ切削製。ハンドガードにはM-LOKを採用。グリップは電動ガンスタンダードタイプM4系と互換性があるTDタイプグリップを装着。左右入れ替え可能なスリングアダプターやチャージングハンドル、アンビマガジンキャッチが採用されている。内部には東京マルイの技術が集約された3発同時発射のセミ/フル切り替え式3シリンダーメカボックスを採用。FETも搭載され、正確かつ安定した作動を実現している。AA-12同様、3本のインナーバレルに搭載された可変ホップアップシステムは独立して調整可能。マガジンはAA-12と共用できる。

 

ここがショットガンポイント!

  • フルオートで3発同時に発射・秒間30発発射を実現
  • FET(電子スイッチ方式)を採用
  • 拡張性に優れたM-LOKレールシステムを採用

 

軽量化が施されたハンドガードには汎用性の高いM-LOKを採用。上下先端部分のみピカティニーレールが追加されている。3、5、7スロット各1枚、計3枚のアクセサリーレールが付属する

 

チャージングハンドルを引くとダミーボルトが後退してホップアップ調整用ダイヤルが合計3つ現れる。ホップアップはそれぞれ独立して調整できる

 

ブロックパターンの滑り止めがモールドされたバットプレートはワンタッチで着脱可能、ニッケル水素ミニSバッテリーはストックエンドに収まる

 

ダミーショットシェルが見えるハーフシースルーマガジンを採用。装弾数は96発

 

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

商品についての問い合わせ先:東京マルイ

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年6月号 P.50~51をもとに再編集したものです。

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