2022/05/07
フィクションの銃を作る「“コルトガバメント・デモンイーター” 前編」
その銘は悪魔喰らい
こんにちは、結利晴信です! 本コーナーでは「ストーリーと世界観を持った空想カスタムを製作してみよう」をコンセプトに、一作品の企画から完成までを前後編に分けて詳しく解説していきます。
今回の作品コンセプトは「悪魔を喰らう銃の銃」です。早速、作っていきましょう。
コンセプトを完成イメージ図に
まずはベース銃の画像で「完成イメージ図」を作ります。アイデアを視覚化すれば製作ポイントや完成像を意識しながら作れるのでクオリティが上がりますよ(`・ω・´)
A4用紙にほぼ原寸大でベース銃の側面写真を印刷し、色を塗ったりメモを書き込んでイメージを形にします。カスタムするポイントを忘れないように文章でもメモ書きしておくと、後で見返した時にわかりやすいですよ(´∀`)
準備した材料
- 東京マルイ「コルトガバメント シリーズ'70 ニッケルフィニッシュ」
- COWCOW TECHNOLOGY「アルミ アジャスタブルトリガー T1」
- COWCOW TECHNOLOGY「マッチグレード ステンレスハンマー シルバー」
- 5KU「M1911用 フラッシュハイダー コンペンセイター シルバー」
- SFBC「ウッド グリップパネル 黙示録19:11」
- 「エレガントカットシール ゴールド(560-0031)」
- プチココ_メタルパーツ「ネイル メタルパーツ クロスB」
- 3mm厚ABS黒板材
- A4サイズのクリアファイル(型紙用)
分解洗浄
まずはベース銃を分解して洗浄します。分解方法はホビージャパン刊「トイガン解体新書2015」を参考にしました(´ ー`)
分解し終わったパーツは中性洗剤でしっかり洗って油分を落とし、お湯ですすいだ後しっかりと水分をきって乾燥させましょう。
トリガーガードの加工
スライドの装飾追加
塗装準備
まずは黒く塗装するパーツの、塗料を乗せたくない部分に(今回は特に赤く塗る部分にも)セロハンテープなどでしっかりマスキングして持ち手を付けてやりましょう。フレームの穴には練り消しゴムを丸めて詰めておくといいですよ!
以上、前編ではコンセプトと完成イメージ図作成から各パーツの加工までを紹介しました。次回後編では塗装から作品完成までを詳しく解説します。お楽しみに! (*´ω`)ノシ
本作品はYuriCustom WorksのHPでもストーリー設定付きで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。
作例製作・文:結利晴信/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年6月号 P.134~137をもとに再編集したものです。