2022/01/24
フィクションの銃を作る「“ハイパワーマグナム.357HD” 前編」
ド迫力のリボルバーを作ろう
こんにちは、結利晴信です! 本コーナーでは「ストーリーと世界観を持った空想カスタムを製作してみよう」をコンセプトに、一作品の企画から完成までを前後編に分けて詳しく解説していきます。
今回の作品コンセプトは「高比重弾を使用するハイパワーマグナムをイメージした“写真映えするド迫力な大型マグナム銃” 」。早速、作っていきましょう。
コンセプトを完成イメージ図に
まずはベース銃の画像で「完成イメージ図」を作ります。アイデアを視覚化すれば製作ポイントや完成像を意識しながら作れるのでクオリティが上がりますよ(`・ω・´)
A4用紙にほぼ原寸大でベース銃の側面写真を印刷し、色を塗ったりメモを書き込んでイメージを形にします。カスタムするポイントを忘れないように文章でもメモ書きしておくと、後で見返した時にわかりやすいですよ(´∀`)
準備した材料
- 東京マルイ「エアーリボルバー パイソンPPCカスタム 6インチ ステンレスモデル」×2
- F&F Gun Parts「PPCカスタム対応 集光ファイバーフロントサイト」
- 2mm・5mm厚のアクリサンデー「低発泡塩ビ板FOREX」
- 1mm厚ABS板
- 東京マルイ「スピードローダー .357 」
各部の加工
まずは加工のためにベース銃のバレルを分解しましょう。上面とフロントサイトの六角ネジを外し、リアサイトも各種ネジを取り外して一番下の+ネジを外すとトップリブが外れます。最後にバレル根元のピンを抜けばアウターバレルとインナーバレルも分解できます。
以上、前編ではコンセプトと完成イメージ図作成からアンダーバレル製作までを紹介しました。次回後編では整形仕上げから作品完成までを詳しく解説します。お楽しみに! (*´ω`)ノシ
本作品はYuriCustom WorksのHPでもストーリー設定付きで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。
作例製作・文:結利晴信/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年2月号 P.144-147をもとに再編集したものです。