2022/03/22
令和に振り返る! 80年代の懐かしライフルエアガン5選
映画やテレビなどのエンタメやカルチャーでパラダイムシフトが起きようとしていた1980年代。トイガンでも主流がモデルガンからエアガンへとシフトし始めていた。ここでは80年代に少年・青年時期を過ごした編集スタッフ・ライターの思い出に残る80年代エアガンをピックアップして紹介する。
タカトク
SS9000
オールドマニアなら一度は耳にしたことがあるはずのタカトクのSS9000。エアコッキングガンの基本とも言えるシンプルで汎用性の高い構造から、発売から半世紀近く経った現在も、クラウンモデルやSⅡSからその末裔が発売されている。
コクサイ
スーパーウェポン M16A1
1983年末に誕生したコクサイのスーパーウエポンシリーズ第一弾のM16A1は、火薬の力によるブローバックによってピストンをコッキングする発火式モデルガンとエアガンを合体させた画期的な製品だ。当時はトリガーを引くだけでセミオートで連射が可能な唯一のエアガンだった。
MGC
ブラックパンサー
ライフルタイプのセミオートガスガンの草分け的な存在。外観はスタームルガーの10/22をモチーフにしており、インナーバレルは固定式で、ガスチャンバー一体型のノズルが前進してBB弾をチャンバーに送り込み発射するというシステムを採用していた。連射しやすく命中精度も高かった。
トイテック
キャリコM100
JACやアサヒファイアーアームズなどの製品に代表されるBV式フルオートガスガンが全盛の中、トイテックのキャリコM100はエアガン初の3点射バーストができる独自のフルオートメカを搭載したガスガンとして注目を集めた。
マルゼン
KG9
タカトクSS9000と並ぶエアガン史に燦然と輝くエアコッキングガンがマルゼンのKG9だ。ライブカート式ながら装弾数が多く、コンパクトで連射も容易だったことから、当時のサバイバルゲーマーに愛用された。初期型のレシーバーはスチールプレス製だったが、のちにABS製に替わった。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.70~73をもとに再編集したものです。