2021/12/30
【東京マルイ】2021年発売のエアガンを振り返ろう
2021年に発売された東京マルイ製9挺!!
2021年は過ぎ去り、迎えるのは2022年。来年もさまざまな新製品が出ることが予想されるが、その前に今年で誕生から30周年を迎えた東京マルイが2021年に発売してきた製品たちを振り返ろうと思う。この1年のエアガンライフを振り返りながら、来年の買い物計画の参考になれば幸いだ。
2021.02.18発売
次世代電動ガン URG-I SOPMOD BLOCK3
DATA
- 全長:825mm/900mm(ストック伸長時)
- 全高:221mm
- 全幅:69mm
- 重量:3,235g
- 装弾数:82発
- 価格:¥76,780
近年アメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーを中心に使われているのがURG-I(I アッパー・レシーバー・グループ・インプルーブド)と呼ばれる新型アッパーレシーバーが採用されているブロック3と呼ばれるM4カービンだ。このURG-I仕様のM4A1カービン(URG-I SOPMOD Block3、以下URG-I)を東京マルイは次世代電動ガンとして再現した。実銃に限りなく近いデザインを再現しつつ、実銃さながらのリコイルショックとリアルなオペレーションが楽しめる。そのスタイルも相まって最新鋭のM4カスタムを楽しむことができるはずだ。
2021.03.25発売
AM.45
DATA
- 全長:188mm
- 全高:136mm
- 全幅:36mm
- 重量:735g
- 装弾数:18発
- 価格:¥25,080(期間生産品)
電撃文庫『ソードアート・オンライン オルタナティブガンゲイル・オンライン』とのコラボレーションによって誕生したガスブローバックガン「AM.45バージョン・レン“ ヴォーパル・バニー” 」のモデルになった銃を再現。AM.45の外装パーツは見た目だけではなく機能性も追求され、ベースガンのデトニクス.45コンバットマスターのポテンシャルをフルに引き出している。同社のM1911A1用マガジンが共用可能。
2021.04.14発売
LCP
DATA
- 全長:131mm
- 全高:100mm
- 全幅:21mm
- 重量:255g
- 装弾数:10発
- 価格:¥8,778
北米市場でのコンシールドキャリーウェポンの人気の火付け役と言われるハンドガンを固定スライドガスガンで再現。ダブルアクションオンリーのメカニズムを採用しつつも、引っかかりなくスムーズに引ける。高い実射性能を備えたコンパクトキャリーガスガンだ。
2021.04.27発売
V10 ウルトラコンパクト ブラック
DATA
- 全長:180mm
- 全高:129mm
- 全幅:35.5mm
- 重量:709g
- 装弾数:22発
- 価格:¥20,680
コンパクトガバメントの定番であるV10ウルトラコンパクトのオールブラックモデル。パーティングライン処理が施され、スライドとフレームは側面はツヤを持たせ、それ以外ではマットな仕上げをすることで実銃を思わせる質感を再現している。
2021.05.27発売
ボディガード380
DATA
- 全長:133mm
- 全高:107mm
- 全幅:21mm
- 重量:270g
- 装弾数:10発
- 価格:¥8,778
前述したLCPに続くコンパクトキャリーガスガンシリーズの1つとしてリリースされた固定スライドガスガン。LCPと共通のメカニズムが採用され、トリガーは実銃と同じダブルアクションオンリーとなっている。固定ホップアップシステムが導入されたインナーバレルはインナーシャーシに固定されている。M&Pシリーズの血筋を引くスタイリッシュな外装はリアルサイズで、実銃用ホルスターに収納可能だ。
2021.07.15発売
AKM ガスブローバックマシンガン
DATA
- 全長:890mm
- 全高:260mm
- 全幅:72mm
- 重量:3,550g(空マガジン含む)
- 装弾数:35発
- 価格:¥65,780
外観は実銃から採寸し、亜鉛ダイキャスト製レシーバーのザラ目状の質感を塗装で再現するなどリアリティにとことんこだわったモデル。実銃のAKMの特徴である合板製のストックとハンドガードは樹脂製ながら特殊印刷によってリアルに再現。色目の違いだけでなく、素材の違いも演出している。また操作性や実射性能もこだわっており、こわだりのAKユーザーのほとんどが満足できるはずだ。
2021.08.18発売
次世代電動ガン MP5A5
DATA
- 全長:500mm/660mm(ストック伸長時)
- 全高:264mm(マガジン含む)
- 全幅:63mm
- 重量:3,100g(空マガジン、バッテリー含む)
- 装弾数:72発
- 価格:¥65,780
メカボックスから電子制御システム、本体構造に至るまでをトータルパッケージで開発した「M-SYSTEM」を搭載することで、圧倒的な完成度を誇る次世代電動ガン、MP5A5。次世代電動ガン初となる3バーストシュートを実現しただけではない。FET破損時の暴発防止、バッテリー電圧の監視、異常発生時の作動停止などの機能に加えて、セクターギアを常に一定の位置に停止させるブレーキ機能、万が一バッテリーを繋いだまま長時間放置してもバッテリーの過放電を防ぐスリープ機能が搭載されている。操作アクションもリアリティにこだわり、外観も楽しめる1挺。
2021.09.29発売
グロック19 Gen.4
DATA
- 全長:185mm(バックストラップ無し)
- 全高:128mm
- 全幅:32mm
- 重量:640g(未装弾マガジン装着時)
- 装弾数:22発
- 価格:¥18,480
2020年5月に発売されたガスブローバックガン・グロック17 Gen.4のバリエーションとして登場したグロック19。外観、内部メカともにグロック17 Gen.4をベースに作られつつも、グロック17Gen.4よりも短いスライドのおかげでスピード感がアップしている。外観は実銃を採寸して忠実に再現。サバイバルゲームからシューティングマッチまでオールラウンドに使える1挺だ。
2021.12.10発売
次世代電動ガン AK ホワイトストーム
DATA
- 全長:715mm/790mm(ストック展開時)
- 全高:205mm
- 全幅:67mm
- 重量:2,985g
- 装弾数:90発
- 価格:¥58,080
ブラウン+ブラックもしくはオールブラックのイメージが強いAK。その意表を突くホワイトカラーのAKエアガンが12月に登場した。ハンドガードやレシーバー、レシーバーカバー、ストック、マガジンの一部、アクセサリーパーツ類がホワイトにカラーリングされているのに対して、前後サイトをはじめセレクターレバーやトリガーなどの操作系のパーツがブラックとなっており、配色のセンスだけではなく実用性もしっかり追求されている。次世代電動ガンAKストームをベースとしているため、機能性や取り回しにも優れている。今までにないエアガンを求めている方にお薦めだ。
2022年発売予定の新製品
続いては、2021年11月12日に「東京マルイ公式ch」にて配信された「マルフェスONLINEパート7」で発表された新製品を紹介しよう。2022年に発売予定の製品たちであり、今から発売が楽しみなものばかりである。ぜひこちらも参考にしていただきたい。
SAIGA 12-K ガスブローバックショットガン
DATA
- 全長:895mm
- 全幅:72mm
- 全高:220mm
- 重量:3,100g
- 装弾数:54発
- 価格・発売日:未定
東京マルイ初となるガスブローバックショットガンとしてSAIGA 12-Kが発売予定。独自のノズル&チャンバー機構を採用することで、ガスブローバックで3発同時発射を実現。同社のガスブローバックガンAKMと同様、マガジン内にガスが残っていても作動が停止する「オートストップ機構」を搭載。ホップアップは固定式となっており拡散型ではなくストレート弾道型が採用されている。
BBエアリボルバーPROシリーズ
コルトSAA.45 5-1/2インチ アーティラリー
DATA
- 全長:285mm
- 全高:133mm
- 全幅:42mm
- 重量:435g(カートリッジ含む)
- 装弾数:6発
- 価格・発売日:未定
*対象年齢10歳以上用
東京マルイが対象年齢10歳以上用のエアリボルバーとして発売を発表したのは、コルトSAA。しかもこの完成度はウエスタンマニアが大歓喜するほど完成度が高い。エアガンのリボルバーでは高い命中精度を出すことは難しいが、新型の可動式カートで高い命中精度を実現。可変ホップ機能も搭載し、大人も満足できる実射性能だ。価格も他のSAAトイガンと比べて安くなるようなので、SAAに興味がある人は、まずこの銃を買ってみてほしい。
固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
DATA
- 価格・発売日:未定
コンパクトキャリーガスガンシリーズ第3弾として発表されたこのモデル。LCPのスマートなデザイン、コンパクトさを生かしつつスライド、フレーム、グリップがモダナイズされているのが特徴。トリガーセーフティ、シボ加工が施されたグリップ、狙いやすくなったロープロファイル・フロント/リアサイト、フィンガーレスト付きマガジンが装着されている。内部メカはLCPから継承。なおホルスターはLCPⅡ専用となる。
固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ CURVE
DATA
- 価格・発売日:未定
固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ第4弾として発表されたのは、ブラジルの銃器メーカー・トーラス(TAURUS)の「CURVE(カーブ)」。実銃はコンシールドキャリーしやすいようにフレームが湾曲しているのが特徴だ。ベルトクリップが標準装備されておりホルスターを使わずにキャリーできる。
ボルトアクションエアライフル
VSR-ONE
DATA
- 全長:610mm/800mm(ストック展開時)
- 重量:2,000g
- 装弾数:30発
- 価格・発売日:未定
ロングセラーモデルのボルトアクションエアライフル「VSR-10」シリーズに加わる新モデル。最新のボルトアクションライフルをモチーフにした外観に、実績のあるVSR-10のメカを生かしつつ、ショートバレル+モジュラーストックを採用することでサバイバルゲームにおける取り回しやすさ・機動力を重視。シリーズ最短・軽量なモダナイズドカスタム。
次世代電動ガン
URG-I 11.5インチショートバレル
DATA
- 価格・発売日:未定
次世代電動ガンで再現したURG-Iソップモッドブロック3のバリエーションとしてショートバレル仕様の11.5インチが発売予定。11.5インチバレルにあわせてスーパーモジュラーレール(SMR)MK16 M-LOK DDCも短縮化。DDタイプURG-I専用ガスブロック、エアボーンチャージングハンドル(ACH)に加えて、新たにマグプルSTRタイプストックを採用。次期発売の東京マルイ純正リポバッテリーに対応したバッテリーカバーが付属する。
2021年に発売されたエアガンも魅力的であり、2022年もまた魅力的な製品が発売予定となっている。その製品たちと共に2022年も楽しくエアガンを遊んでいただければ幸いだ。
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部