エアガン

2022/03/12

究極のコンバットオートと称された名銃を再現「KSC Cz75セカンドバージョン」

 

チェコスロバキアの名銃

 

 1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。Cz75はその1つであり、日本にも熱狂的なファンがいる。今回はその銃を再現したエアガンの中からKSCのガスブローバックガン「Cz75セカンドバージョン」をご紹介しよう。

 

ネオクラシックガン

ガバメントシリーズはこちら

 


 

KSC

Cz75セカンドバージョン
ヘビーウエイト

 

 

DATA

  • 全長:206mm
  • 全高:149mm
  • 全幅:36mm
  • 重量:830g
  • 装弾数:23発
  • 価格:¥24,200
  • お問い合わせ先:KSC

 

 旧東欧諸国の中でもチェコスロバキアは数々の傑作銃器を生み出してきた。その中でもオートマチックピストルCz75は、「ワンダーナイン」と呼ばれるダブルアクション&シングルアクション、9mmパラベラム弾を使用するハイキャパシティオートの代名詞的存在だ。数多くのクローンを生み出し、日本にも熱狂的なファンがいるこのモデルをKSCはガスブローバックガンで再現した。スライド前部の形状の違いからファースト(1st)バージョンとセカンド(2nd)バージョンがあり、KSCはそのどちらも製品化している。今回取り上げるのはセカンドバージョンのヘビーウエイト樹脂モデルだ。

 

セカンドバージョンの特徴であるスライド前部の形状。アウターバレルはクロームメッキ仕上げ

 

スライド左側には実銃同様の刻印がシャープに刻まれている。操作しやすい形状・位置にあるスライドストップ

 

スムーズなトリガーフィーリングが得られるクロームメッキ仕上げのトリガー

 

ベレッタ92FやSIG SAUER P226のようなデコッキング機能は付属しておらずガバメントモデルのようにコックアンドロックが可能

 

ダブルカアラムマガジンにもかかわらずラウンドフォルムで握りやすいグリップ

 

 直線と曲線が絶妙に混ざり合ったスマートでアナログテイストなフォルムはもちろん、トリガーガードの付け根まで削り込まれたハイグリップをNCマシンを用いて樹脂成型ラインを排除してリアルに再現。スムーズなダブルアクションに加えてCz75の特徴であるコックアンドロックも可能だ。内部にはフルサイズ15mm内径のシステム7エンジンを搭載。手首にビシッとくるシャープなブローバックが体感でき、新型ラバーチャンバーにより高い命中精度を生み出している。Cz75の魅力が存分に味わえるモデルだ。

 

スライドストップを外すとフィールドストリップできる。リコイルスプリングは平線バネが使われている

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.40~41をもとに再編集したものです。

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