エアガン

2022/03/09

元祖コンパクトガバメントのエアガン「東京マルイ デトニクス .45コンバットマスター」

 

コンパクトなガバメントの魅力

 

 1960~1980年代の名銃、いわゆるネオクラシックガンは世代を問わず人気があり、定番中の定番といえる。その中でもガバメント、1911系は100年以上前に誕生してから今に至るまで愛され続けている。今回はそのガバメントのトイガンをピックアップしてご紹介する。ネオクラシックのエアガン、モデルガンに興味のある方は参考にしていただければ幸いだ。

 今回紹介するのは、東京マルイのガスブローバックガン「デトニクス .45コンバットマスター」だ。

 

ネオクラシックガン

ベレッタシリーズはこちら

 


 

東京マルイ

デトニクス .45コンバットマスター

 

 

DATA

  • 全長:178mm
  • 全高:117mm
  • 全幅:35mm
  • 重量:634g
  • 装弾数:18発
  • 価格:¥16,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 1980年代、コルトのパテント消失後に多くのガバメントクローンが登場する。その中でもデトニクスの「コンバットマスターMC-1モデル」はコンパクトサイズのガバメントモデルの元祖である。コンパクトモデルのデメリットを解消すべく各所に工夫が盛り込まれており、オフィサーズACPやV10といったその後に登場するモデルに多大な影響を与えた。そんなモデルを東京マルイはガスブローバックガンで再現した。

 

手のひらサイズながら.45ACP弾が撃てるのがデトニクスの魅力

 

シルバーフィニッシュのコーンシェイプアウターバレルと実銃同様の構造を再現したダブルリコイルスプリングユニットのコンビネーション

 

確実に排莢させるためにエジェクションポート後方がえぐられている実銃の形状を再現

 

最大の特徴であるスラントしたスライド後部。リアサイトは通常より前方に配置されている

 

スパーが短くされたハンマーにオミットされたグリップセーフティ、ラバーコーティングされたストレートメインスプリングハウジングが付属

 

クロームメッキが施されたマガジンは18発の装弾数を誇る

 

 東京マルイのM1911A1ガバメントモデルのメカニズムを踏襲しながらも各パーツを専用設計。特にスライド後方がスラントした独特の形状に対応するために従来の円筒形のピストンカップではなくD型ピストンカップを採用することで、フルサイズモデルに匹敵するブローバックアクションを生み出した。愛嬌のあるルックスからは想像のつかない高性能を実現させたデトニクスはコンパクトハンドガンの集大成と言っても過言ではない。バリエーションはスタンダードなブラックモデルと、オールドファンにはアメリカの刑事ドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』で人気のステンレスモデルをラインアップ。グリップはブラックにはウッドタイプ、シルバーモデルにはラバーコーティングタイプがチョイスされている。

 

 

TEXT:アームズマガジン編集部

 

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.34をもとに再編集したものです。

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