エアガン

2022/03/04

異なる魅力を放つシリーズ最新作「東京マルイ LCPⅡ コンパクトキャリーガスガン」

 

より撃ちやすくなったLCPの最新モデル

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ

 

 東京マルイの固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズは愛くるしいコンパクトなサイズとリアルなディテール、固定スライドガスガンらしい安定した実射性能からLCP、ボディガード380ともに人気を集めている。そんなシリーズ第3弾として発売されるのがLCPⅡである。

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ

 

 モチーフとなった実銃のLCPⅡは、LCPの持つスマートさとコンパクトさを生かしつつセレーションが追加されてスクエアフォルムになったスライド、トリガーセーフティ、より滑りにくいテクスチャーが取り入れられたグリップ、大型化されたセーフティ、狙いやすくなったロープロファイル・フロント/リアサイトを採用。撃ちやすさ・扱いやすさを重視したアップデートがなされている。

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
LCP(写真右)と比較したところ。LCPは携帯性を重視したスナッグフリーデザインに対して、LCPⅡはセレーションの追加やグリップのテクスチャーの変更。マニュアルセーフティの大型化など撃ちやすさを重視しているのがわかる

 

 東京マルイはこのモデルをリアルに再現。ダブルアクションオンリーの内部メカはLCPから継承されているものの、丸みを帯びたフォルムのLCPに対してLCPⅡは角ばったフォルムになり精悍さが増している。滑りにくくなったグリップは小さいながらもしっかり握れるようになり、LCPユーザーならその違いが実感できるはずだ。マガジンはLCP同様フィンガーレスト付き。ホルスターはLCPⅡ専用となる。

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
このモデルの特徴であるトリガーを引くと解除されるセーフティ付きトリガー。LCPと同様ダブルアクションオンリー

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
スライドはスクエアフォルムになりフロントセレーションが追加された。それにあわせてフレームのデザインも変更されている

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
LCPに比べて狙いやすくなったロープロファイルフロント/リアサイト

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
滑り止めのテクスチャーが追加されて握りやすくなったグリップ。フィンガーレストが付いたマガジンはLCPⅡ専用

 

ロングマガジンはLCPと共用可能

 

 東京マルイからは固定スライドガスガン・コンパクトキャリーシリーズ用ロングマガジンとしてLCP用、ボディガード380用を発売。装弾数が15発に増えるのはもちろんだが、マガジンボトムが延長されることでよりグリップしやすくなることもうれしいポイントだ。LCPⅡにはLCP用が共用可能となっている。

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
写真左がLCP用ロングマガジン(LCPⅡも共用で使える)、写真右がボディガード380用ロングマガジン。価格は各¥3,278

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
LCPにロングマガジンを装着したところ。装弾数やガス容量が増えるだけではなくマガジンボトムが延長されることで握りやすくなる

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ
フィンガーレストを兼ねたマガジンボトム前部を下方にスライドさせると給弾口が現れる。装弾数は15発

 

 LCPとは違った魅力を持つLCPⅡ。LCPユーザーはもちろんまだこのシリーズを手にしたことがない方にもお薦めだ。

 

東京マルイ 固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ

 


 

東京マルイ
固定スライドタイプ・コンパクトキャリーガスガンシリーズ LCPⅡ

 

DATA

  • 全長:135mm
  • 全高:137mm
  • 全幅:22.2mm
  • 重量:268g
  • 装弾数:10発
  • 価格:¥8,778
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:夏本あさみ
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:西田聡子
撮影協力:東京サバゲパーク

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年4月号 P.110~111をもとに再編集したものです。

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