エアガン

2022/02/17

アメリカの軍・特殊部隊で使用されるライフルのエアガン5選【2022年版】

 

アメリカの軍・法執行機関の銃って?

 

 軍事大国にて、50の州を有する広大な国家、アメリカ合衆国。その地には自国を守るためにさまざまな軍や法執行機関が存在し、銃を手に今日も戦い続けている。前回はそんな彼らが使う拳銃に焦点を当て、それを再現したエアガンをいくつか紹介した。今回は彼らの使用するライフルを再現したエアガンを紹介しよう。

 

アメリカの軍・法執行機関で使用される拳銃エアガン5選はこちら

 


 

東京マルイ

次世代電動ガン URG-I SOPMOD BLOCK3 11.5インチ

 

東京マルイ 次世代電動ガン URG-I SOPMOD BLOCK3 11.5インチ

 

DATA

  • 全長:750mm/825mm(ストック伸長時)
  • 重量:3,150g(空マガジン、バッテリー含む)
  • 装弾数:82発
  • 価格:¥76,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 2019年からアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーなどを中心に使われているのがURG-I(アッパー・レシーバー・グループ・インプルーブド)と呼ばれる新型アッパーレシーバーが採用されている「ブロック3」と呼ばれるM4カービンだ。ブロック3の特徴はダニエルディフェンス製14.5インチミッドレングスハンマーフォージドバレルと同社のMk12ガスブロックにガイズリーオートマチックのSMR(スーパー・モジュラー・レール)Mk16 M-LOK 13.5インチDDCカラーハンドガードが採用されていることだ。

 このブロック3仕様のM4カービンの11.5インチモデルは実銃の使用例が確認されており、取り回しやすさに加えてウェポンライトなどのアクセサリー類のセットアップも過不足なく行なえるのが魅力だ。2022年2月17日に発売。

 

 


 

東京マルイ

次世代電動ガンHK416デルタカスタム

 

 

DATA

  • 全長:711mm/787mm(ストック伸長時)
  • 重量:3,365g(空マガジン、バッテリー含む)
  • 装弾数:82発
  • 価格:¥76,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 東京マルイは次世代電動ガンHK416Dのバリエーションを様々にリリースしているが、このエアガンはアメリカ陸軍特殊部隊デルタフォースが採用しているHK416のカスタムモデルをモチーフにしている。この銃の最大の特徴は、AR用カスタムトリガーで有名なガイズリー(GEISSELE)オートマチック社の「スーパーモジュラーレール(SMR)HK」を採用していること。それを東京マルイはアルミからの切削加工により忠実に再現している。

 複雑な形状や左右に設けられたスリングスイベル・アタッチメントポイントはもちろん、ガイズリーオートマチック社独自のカラーであるDDC(デザート・ダート・カラー)もリアルに再現されている。もちろんアクセサリーレール(ロング1枚、ショート2枚)は実物同様に着脱可能だ。拡張性はもちろん命中精度も高いので、特殊部隊の再現はもちろん、サバイバルゲームのメインウェポンにお薦めだ。

 

 


 

CYMA/CYBERGUN

FN SCAR-L フルメタル電動ガン

 

CYMA/CYBERGUN FN SCAR-L フルメタル電動ガン

 

DATA

  • 全長:530mm/725mm~765mm(ストック伸長・展開時)
  • 重量:2,970g
  • 装弾数:300発
  • 価格:¥38,500
  • お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

 

 アメリカ軍特殊作戦群(USSOCOM)の要請により開発されたFNHのモジュラーアサルトライフルSCARシリーズ。5.56mm×45弾仕様がSCAR-L、7.62mm×51弾仕様がSCAR-Hと呼ばれており、アメリカ軍の特殊部隊で使用が確認されている。

 SCARは様々なメーカーからリリースされており、どれも魅力があるが今回紹介するCYMA/CYBERGUNがリリースしたSCAR-LはFNハースタルの公式ライセンスを取得し、リアルな刻印入りで電動ガン化している。アンビ仕様のコントロールレバーや折り畳み・伸縮が可能なストックなど、実銃の特徴を余すことなく再現している。SCARが気になっている方はぜひチェックしてみていただきたい。

 

 


 

VFC

M110A1(AEG&GBB)

 

 

DATA

  • 全長:970mm/1,030mm(ストック伸長時)
  • 装弾数:20発
  • 価格・発売日:未定
  • お問い合わせ先:VFC

 

 2020年にアメリカ陸軍にCSASS(コンパクト・セミ・オートマチック・スナイパー・システム)として制式採用されたヘッケラー&コックのM110A1を電動ガンとガスブローバックガンで初めて再現。HK417をベースにアップデートされたガイズリー製M-LOKハンドガードやレシーバー、ストックなどをヘッケラー&コックとの正式契約によりリアルに再現されている。2022年2月現在発売されておらず、リリースが待ち遠しいエアガンの1つだ。

 


 

Archwick

Mk13 Mod.7 エアコッキングガン

 

Archwick Mk13 Mod.7 エアコッキングガン

 

DATA

  • 全長:990mm/1,235mm(ストック展開時)
  • 重量:4,200g
  • 装弾数:50発
  • 価格:¥93,500
  • お問い合わせ先:G.A.W.

 

 アメリカ海兵隊が2018年から新たに制式採用したのがMk13 Mod.7だ。M40シリーズでは一貫してレミントンショートアクションレシーバー+7.62mm×51弾のコンビネーションだったが、このモデルではレミントンロングアクションレシーバー+.300ウインチェスターマグナム弾となり、有効射程は1,300mとなっている。
 スコープはナイトフォース製、ストックはキーモッドハンドガードに折り畳み仕様のアキュラシーインターナショナル製AICSを採用している。独自のスタイルを貫いてきたアメリカ海兵隊がこのライフルを採用したことは大きな話題となった。
 台湾のエアガンメーカーArchwickはこのモデルをエアコッキングガン化。実銃から正確にトレースし、アキュラシーインターナショナルとの正式契約により特徴的なストックをフォルム、機能ともに忠実に再現している。

 

 


 

 アメリカの軍や法執行機関で採用されているエアガンはこれ以外にも数多くあり、特殊部隊に憧れている人にはきっとたまらないはずだ。興味が出てきた人はぜひ他のエアガンもチェックしていただきたい。

 

TEXT:アームズマガジン編集部

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