エアガン

2021/01/20

カラシニコフエアガンPICKUP!!【AK12編】

 

 AK-47をはじめとするAKファミリーは世界のさまざまな国で製造されており、バリエーションも豊富だ。エアガンも同様であり、さまざまなメーカーが創意工夫を凝らしてAKファミリーをリリース。もはや数えきれないほどの数となっている。今回はそのカラシニコフのエアガンをタイプ別に厳選してご紹介しよう。ぜひ、カラシニコフエアガン選びの参考にしていただきたい。

 では、今回はAK12のカラシニコフエアガンをご紹介していこう。

 

 


 

ARCTURUS

AK12

電動ガン

 

ARCTURUS  AK12 電動ガン

 

 新世代のAK であるAK12。ハンドガードにはレールが配されており、トップカバー上もレールが覆い尽くす。そして、ストックはどこかで見たようなデザインになり、果てはグリップまでもがエルゴノミクスの波を食らったデザインへと変貌を遂げているのだ。そういった外見的な特徴はもちろんだが、ARCTURUS は内部機構にもこだわっている。メカボックスはメインスプリングの交換が容易なQD 対応となっており、また軸受けにはベアリングを採用し、メインスプリングを開放するためのテンションリリース機構も備えているのだ。

 

ARCTURUS  AK12 電動ガン
ついにAK系にもここまでモダナイズの波が押し寄せた。しかし、直線的なデザインはAKのシルエットとマッチしており、意外や親和性は高い

 

ARCTURUS  AK12 電動ガン
フラッシュハイダーは非常に特徴的な形状だ。しかしよく見ると、AK74から引き継がれたデザインであるのが分かる。後継は同一なので、頷ける話である

 

ARCTURUS  AK12 電動ガン
レシーバーカバーを固定しているレバーを上方に回すことでレシーバーカバーをオープンさせることができる

 

DATA

  • 全長:870mm
  • 重量:3,500g
  • 装弾数:30/130発 別で450連マガジン付
  • 価格:¥40,800
  • お問い合わせ先:41PX

 

 


 

LCTエアソフト

LCK-12 EBB

 

LCK-12 EBB

 

 ペラペラのボルトカバーがカシャカシャ動くだけのモデルとは一線を画するEBB。このAK12もボルトが容赦なく激しい前後動を繰り返し、電動ガンとは思えない射撃感と作動音を奏でるのである。もちろん外見もLCTらしくリアルそのもの。AK12の特徴を余すところなく再現している。バッテリーを繋いでトリガーを引けば、その迫力に誰もが驚くだろう。

 

LCTエアソフト  LCK-12 EBB
トリガーフィンガーで操作できるエクステンデットセレクターは非常に使いやすい。また、メタルレシーバーの質感も高く、剛性も高い

 

LCTエアソフト  LCK-12 EBB
大きなスプリングとスプリングガイドも電動ガン離れしている。特にAK系では、ここまで再現した電動ガンは僅かしかない

 

DATA

  • 全長:685mm/945mm(ストック展開時)
  • 重量:4,100g
  • 装弾数:130発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:LCTエアソフト

 


 

NPO AEG

AK-12(2016Ver.)

フルメタル電動ガン

 

NPO AEG  AK-12(2016Ver.) フルメタル電動ガン

 

 確かにAK12 なのだが、なにやらただならぬ雰囲気を纏ったこのAK12。製造するNPO(というブランド名)はなんと、ロシアのブランドなのだ。それはリアルなはずである。例えばマガジンのケースは実銃用を使用しており、これはリアルどころの騒ぎではない。ある種究極ともいえるリアリティを誇る、ロシアからの刺客である。

 

NPO AEG  AK-12(2016Ver.) フルメタル電動ガン
ロアレシーバーの質感は、明らかに他と異なる。セレクターの動きを規制する切れ込みの形や、恐らくリアルに埋め込まれているであろうリベットなど、とてもリアルである

 

NPO AEG  AK-12(2016Ver.) フルメタル電動ガン
このマガジンは、実銃用のケースに電動ガン用のマガジン機構を収めている。質感が高いのはもちろん、剛性も高い。ことマガジンに関しては、リアルというよりほぼ実物なのだ

 

DATA

  • 全長:860mm/980mm(ストック展開時)
  • 重量:3,970g
  • 装弾数:200発
  • 価格:¥128,000
  • お問い合わせ先:UFC

 

 


 

【AK47編】はこちら

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TEXT:モロ☆ / アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年1月号 P.56~57より抜粋・再編集したものです。

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